キッズスマホって何?キッズ携帯との違いは防犯&連絡専用かどうか
そんなニーズから防犯&連絡用に「キッズ携帯」を持たせる家庭も多いですが、最近ではキッズスマホを持たせる家庭も増えています。
事実2021年の統計調査の結果によれば、小学校低学年の「キッズ携帯の所有率」と「スマホ所有率」が逆転したことでも話題になりました↓
【キッズ携帯 VS キッズスマホ所有率の推移】
そもそもキッズスマホって何?⇒"子供向けに機能を制限したスマホ"の総称
「キッズスマホ」の詳細な定義はなく、一般向けのスマホに対して子供向けに使える機能を制限したスマホ全般を指してキッズスマホと呼ぶことが多く、広い意味で使われます。過去にはドコモとauで「小学生向けに開発された子供専用スマホ」を販売していましたが、現在はフィルタリング機能の進化により、一般向けスマホに「あんしんフィルター」等のフィルタリングアプリを入れたものをキッズスマホとして子供向けとして提供する場合が殆どです。
例えば定番の「あんしんフィルター」を一般向けスマホにインストールすれば、以下のように年齢に合わせて使える機能を制限する事が可能です↓
キッズスマホとキッズ携帯の違い⇒防犯&連絡専用かどうか
特に子供が小学校低学年くらいの年齢であれば、キッズ携帯とキッズスマホどちらにするか検討中の保護者の方も多いと思います。キッズ携帯とキッズスマホの違いを以下の表にまとめて比較してみましたが、最大の違いは「キッズ携帯ではネットやアプリが根本的に使えない」「防犯ブザーの有無」という点です↓
キッズスマホとキッズ携帯のできる事の比較表
できる事比較 | キッズ携帯 | キッズスマホ |
取扱い (通信会社) | 大手3キャリアでのみ取扱い ・ドコモ:キッズケータイシリーズ ・au:mamorinoシリーズ ・Softbank:キッズフォンシリーズ | どこでも 一般スマホにフィルタリングアプリ等を入れればキッズスマホとして使える |
通話 | 事前登録した相手とだけ通話が可能 | 〇 (制限なく発信可能) |
操作方法 | タッチパネル | タッチパネル |
Eメール | × 不可 | 〇 可能 |
SMS | 〇 可能 | 〇 可能 |
カメラ | 〇 (直近で発売中のキッズ携帯には搭載) | 〇 搭載 |
インターネット | - (不可) | 〇 (可能) ※フィルタリングで制限可 |
アプリ追加 | - (不可) | 〇 各種ストアから追加 ※フィルタリングで制限可 |
LINEの利用 | - (不可) | 〇 (可能) ※フィルタリングで制限可 |
防犯ブザー | 〇 (ストラップが端末に付いている) | △ (アプリで追加することは可) |
GPS居場所検索 | 〇 (キャリアサービスに加入で可) ※保護者も同キャリアじゃないと使えない点には注意 | 〇 (可能) |
なので年齢が上がったり保護者の許可があれば一部の制限を解除して使えるように設定することもできます。(もちろんLINEアプリを許可すればLINEも使えます)
また機能面で唯一キッズ携帯がキッズスマホに勝っている点が「防犯ブザーが物理的に付いている」という点です。
もちろんキッズスマホでも「防犯ブザーアプリ」をインストールすれば使うことはできますが、万が一の場合にアプリを起動してブザーを鳴らす余裕があるかと言われると微妙なところでしょう。
対してキッズスマホは防犯ブザー以外はすべての機能を使うことも制限することもできるので、性能面ではキッズスマホの方がキッズ携帯よりも優れています。(大は小を兼ねる)
注意点:キッズ携帯は保護者が3キャリアを使っていないと持たせる意味があまりない⇒保護者が3キャリア以外の場合はキッズスマホを
そもそも定番のキッズ携帯は、ドコモ、au、ソフトバンクの3社でだけ取り扱っており、2024年現在は以下の機種を販売しています↓通信会社 | キッズ携帯の機種名 | 見た目 |
ドコモ | キッズケータイ KY-41C ・2023年2月24日発売 ・定価:22,000円 製品ページ | |
キッズケータイ SH-03M ・2020年1月発売 ・定価:14,256円 製品ページ | ||
キッズケータイ コンパクト SK-41D ・2024年7月発売 ・定価:28,930円 製品ページ | ||
au | マモリーノ6 ・2023年2月発売 ・定価:22,000円 製品ページ | |
マモリーノ5 ・2019年2月発売 ・定価:11,000円 製品ページ | ||
Softbank | キッズフォン3 ・2023年1月発売 ・定価:20,880円 製品ページ | |
キッズフォン2 ・2020年1月発売 ・定価:18,000円 製品ページ |
上記のようにドコモでは「キッズケータイ」シリーズ。auでは「マモリーノ」シリーズ。ソフトバンクでは「キッズフォン」シリーズという名称のキッズ携帯をぞれぞれ発売しており、2023年春にドコモauソフトバンクともキッズ携帯の最新機種を発売しています。
保護者が3キャリア以外の場合居場所検索ができない=キッズ携帯の意味がないのでキッズスマホを
ただし保護者がドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルのどれかを利用していない場合にはキッズ携帯はお勧めできません。というのも子供だけドコモ、au、ソフトバンクでキッズ携帯を契約(キッズ携帯の単独契約)することは可能なのですが、保護者が同キャリアを使っていないとキッズ携帯のGPS居場所検索サービスが使えなかったり、家族間無料通話ができなかったりというデメリットがあります↓
【キッズ携帯の単独契約可否とデメリット】
サービス内容 | ドコモ | au | Softbank |
キッズ携帯の単独契約 | 〇(可能) | ||
GPS居場所確認サービス /単独契約時の利用可否 | 『イマドコサーチ』 × (単独での利用不可) | 『安心ナビ』 × (単独での利用不可) | 『位置ナビ』 × (単独での利用不可) ※保護者がワイモバイルなら利用可能 |
家族間無料通話 | △ (22円/30秒の通常の通話料金) ※「+メッセージ」での通話時は通話料金はかからない |
※保護者がワイモバイルの場合には、同じソフトバンクグループという事で子供がソフトバンクでキッズフォン3を単独契約していてもGPS居場所検索サービス「位置ナビ」を使う事が例外的にできます。
という事で、保護者がドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル以外の通信会社を使っている場合には、子供のキッズ携帯を契約しても居場所検索ができない連絡用端末になってしまうのであまりお勧めできません。
消去法になりますが、後述するキッズスマホで見守りするしか選択肢はありません。
キッズスマホの選び方:防犯・制限・料金の3大指標
【キッズスマホを選ぶ際の3大指標】
キッズスマホの選び方はザックリと「機能制限の強さ」「見守り機能」「料金の安さ」の3点が重要になります。
特に学年が低い程、キッズスマホとして機能を多く制限する必要がありますし、居場所を確認する見守り機能を使う頻度も多くなってくるので重要性が増します。
その他にも「端末の耐久性」や「子ども用のデザインか」なども次いで評価基準に挙がってくると思います。順番に解説していきます。
選ぶ基準➀:キッズスマホをウェブ&アプリフィルタリングで充分に制限可能か
キッズスマホを持たせる際に注意が必要なのが、「子供のスマホ依存症対策」と「有害情報からのフィルタリング」です。学生(小中高校生)のスマホ利用時間は右肩上がり⇒キッズスマホでスマホ依存症の対策は必須
現在では年齢を問わず「スマホ依存症」が社会問題になっていますが、学生でもスマホ依存症が深刻に進んでいます。実際に直近3年間でも小中高校生のスマホ利用時間(1日平均)は右肩上がりです↓なのでキッズスマホに「本体の利用時間を制限できる」「アプリ毎の利用可否や利用時間を制限できる"アプリフィルタリング"」などの制限機能は必須となっています。
18歳未満の未成年のスマホにフィルタリングを導入することは"法律上の義務"
またウェブ検索等で子供に有害な情報(アダルトや暴力表現等)を表示させない「ウェブフィルタリング」も必須機能となっており、これらのフィルタリングは18歳未満の未成年のスマホへ導入することが「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」によって義務付けられています。そんな理由から、特にキッズスマホを選ぶ基準として以下の機能の有無が重要になってきます↓(関係事業者の責務) 第五条 青少年のインターネットの利用に関係する事業を行う者は、その事業の特性に応じ、青少年がインターネットを利用して青少年有害情報の閲覧をする機会をできるだけ少なくするための措置を講ずるとともに、青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得に資するための措置を講ずるよう努めるものとする。
(保護者の責務) 第六条 保護者は、インターネットにおいて青少年有害情報が多く流通していることを認識し、自らの教育方針及び青少年の発達段階に応じ、その保護する青少年について、インターネットの利用の状況を適切に把握するとともに、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの利用その他の方法によりインターネットの利用を適切に管理し、及びその青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得の促進に努めるものとする。
- キッズスマホ本体の利用時間でのロック機能
- アプリフィルタリング:アプリストアでのインストールの制限 / アプリ毎の利用時間の制限など
- ウェブフィルタリング(義務):ウェブ検索で子供に有害な情報を表示させない(学年に応じての自動設定/ホワイトリスト機能などがある)
選ぶ基準➁:料金面の安さ(スマホの本体価格や月額プラン料金):月額料金の目安は3,000円未満
そしてキッズスマホを選ぶ際に2つ目の重要な指標がズバリ「料金」です。特に最近では学生に人気のiPhoneも定価10万円超が当たり前になってきたりと値上がりしているイメージがある反面、子供のスマホ料金は年々安くなってきています。
2022年に実施された統計調査の結果によると小学生・中学生のスマホ利用料金は「月3,000円未満」の割合がここ数年で増加しており、小中学生のスマホ料金が以前よりも安くなっている事が分かります。
なので小学生の見守りスマホ・キッズスマホの料金としては「月額3,000円未満がボーダーライン」でそれよりも安いことが望まれます。
今は子供のスマホ代は数年前より確実に安くなっており"追い風"と言えます。
選ぶ基準➂:見守り機能・居場所の履歴機能(行動履歴)や連絡機能は充分か
キッズスマホを選ぶ3つ目の基準が「見守り機能」と「保護者との連絡方法」です。というのもキッズスマホを子供に持たせる本来の目的が「保護者との連絡」と「防犯・見守り機能」の2点を確保するためですからね。
本当は一番優先したい基準ではありますが、3番目の基準としたのは大体のキッズスマホ・見守りスマホで「見守り機能」と「保護者との連絡方法」は簡単に解決できるからです。
キッズ携帯と違ってキッズスマホの中身はAndroidやiOSを搭載した"一般向けのスマホ"なので、アプリ追加や標準機能を使って簡単に「保護者との連絡や無料通話」「居場所確認での見守り」が追加可能です↓
無料提供されている「Googleファミリーリンク(親子でGogoleアカウントを作れば可能)」や「スクリーンタイム(親子でAppleアカウントを作れば可)」で居場所検索による見守りも可能
特に「保護者との連絡」では、キッズスマホの中身は一般向けのスマホと同じなので通話やLINEアプリでのやり取りは機能的には問題なく可能です。(制限することもできますが)
ただ、そもそもLINEの対象年齢は現在Appストアでは「12歳以上」となっており、小学生のキッズスマホにLINEを入れるのは正直お勧めできません。
というのも、LINEは
- 知らない相手と簡単に繋がれてしまう
- LINEはサードパーティアプリなのでフィルタリングが効かない=子供に有害な情報が表示・アクセスできてしまう
そんな背景もあって、LINEアプリは2020年に「青少年保護」を目的として「利用推奨年齢を12歳以上」に引き上げられています。(それ以前は年齢制限はなかった)
なのでiPhone等で端末の年齢設定が12歳未満の場合にはLINEが使えなくなっています。
もし子供のキッズスマホとやりとりをする場合には、LINEアプリの代わりに「+メッセージ (プラスメッセージ)」というドコモ、au、ソフトバンクが共同開発したアプリがお勧めです。
「+メッセージ (プラスメッセージ)」は電話番号があれば簡単に無料で利用できるメッセージアプリで、保護者と子供の両方のスマホにアプリストアからインストールすればすぐにやり取りが可能です。
また、LINEと違って広告やタイムライン、ニュースなども表示されないので保護者との連絡だけに使う事ができます。
ちなみにこの+メッセージは、2023年にドコモ、au、ソフトバンクで発売されたキッズ携帯に搭載されており、子供向けのメッセージアプリとしては安全性は折り紙付きです。
そしてキッズスマホの「防犯・見守り」に関しては以下の機能が欲しいところです↓
ジオフェンス(指定エリア内への出入りを検出して通知)
乗り物通知(電車などに乗ると通知)
移動履歴の確認(移動した履歴・動線をマップ上で後から確認)
防犯ブザー(キッズスマホはアプリでしか導入できないが、一部「Hamic POCKET」「Hamic MILES」のような防犯ブザーストラップ付のキッズスマホも存在)
自撮り防止カメラ(TONE e22 などに搭載されており、自撮り被害対策に露出度の高い写真の撮影を自動検出&ブロックする機能)
また、キッズスマホにはキッズ携帯のような物理的な防犯ブザー(ストラップ)は基本的にはありませんが、一部「Hamic POCKET」や「Hamic MIELS」などの機種はキッズスマホでも防犯ブザーのストラップが付いているものもあります。
また直近で増加している「自撮り被害」を防止するカメラを搭載したキッズスマホ(トーンモバイルの「TONE e22」)など、独自の防犯機能を搭載したキッズスマホもあります。
大手3キャリアならキッズスマホでも居場所検索サービス「イマドコサーチ」「安心ナビ」「位置ナビ」が使える
またドコモauソフトバンクであれば、キッズ携帯と同じくキッズスマホでもGPS居場所検索サービス「イマドコサーチ(ドコモ)」「安心ナビ(au)」「位置ナビ(Softbank)」が利用可能です。定番キッズスマホを見守り&制限機能と価格で比較
通信会社 | トーンモバイル | 楽天モバイル | Hamic | ドコモ | au | Softbank | TONE for iPhone | |
料金 | スマホ本体代 | TONE e22 21,780円 | Rakuten Hand 5G 1円 | Hamic MIELS 29,700円 | iPhoneSE(第三世代/64GB) 73,370円 | iPhoneSE(第三世代/64GB) 70935円 | iPhoneSE(第三世代/64GB) 73440円 | (手元のお古のiPhoneを活用) 0 |
プラン料金 | 基本プラン 1,100円/月 | Rakute最強プラン 1,078円/月~ | ベーシックプラン 1,100円/月 | U15はじめてスマホプラン(5GB) 1815円/月 | スマホスタートプラン 5G/4G (4GB) 2,453円/月 | スマホデビュープラン+(ライト4GB) 2,266円/月 | 基本プラン 1,100円/月 | |
他オプション | トーンファミリー 308円/月 | 安心コントロールby i-フィルター(330円/月) Googleファミリーリンク(無料) | Hamicアプリ(メッセージ/無料) Googleファミリーリンク(無料) otta(居場所検索/無料) | 安心フィルターfor docomo(無料) スクリーンタイム(無料) | 安心フィルターfor au(無料) スクリーンタイム(無料) | 安心フィルターfor Softbank(無料) スクリーンタイム(無料) | トーンファミリー 308円/月 | |
3年間合計: | 72,468円 | 50,689円 | 69,300円 | 138,710円 | 159,243円 | 155,016円 | 50、688円 | |
利用制限 | 本体の制限 | 曜日・時間で本体ロック可能 | 曜日・時間で本体ロック可能 | |||||
アプリフィルタリング | ストアでのアプリインストールの許可 アプリ毎の利用制限 アプリ毎の利用時間制限 | ストアでのアプリインストールの許可 アプリ毎の利用制限 アプリ毎の利用時間制限 | ||||||
ウェブフィルタリング | 〇 | 〇 | ||||||
見守り/防犯 | 居場所確認 | 現在地検索 ジオフェンス 乗り物通知 移動履歴の確認 |
現在地検索 | 居場所検索 ジオフェンス 移動履歴の確認 |
現在地検索 | 現在地検索 ジオフェンス 乗り物通知 移動履歴の確認 | ||
防犯ブザー | - | - | ○ | - | - | |||
自撮り防止カメラ | 〇 | ー | - | - | 〇 | |||
歩きスマホ防止機能 | 〇 | ー | - | - | 〇 | |||
連絡 | メッセージ | 〇専用アプリ「Oneファミリー」 | - | 〇専用アプリ「Hamicアプリ」 | - | 〇専用アプリ 「ONEファミリー」 | ||
家族間通話 | 〇(IP電話で無料通話可) | 〇(Rakuten Linkで無料通話可) | 〇(Hamicアプリで家族間無料通話可) | 〇(IP電話で無料通話可) | ||||
子供のスマホ利用確認 | 〇あんしんレポート (アプリ・Webの利用状況や、移動履歴をまとめてAIが報告) | 〇(本体、利用したアプリと利用時間が確認可能) | △(子供のインターネット履歴のみ確認可能) | 〇あんしんレポート (アプリ・Webの利用状況や、移動履歴をまとめてAIが報告) |
通信会社 | ドコモ | au | Softbank | |
料金 | スマホ本体代 | キッズケータイKY-41C 22,000円 | マモリーノ6 22,000円 | キッズフォン3 20,880円 |
プラン料金 | キッズケータイプラン3 550円/月 | ジュニアケータイプランME 660円/月 | 基本プラン 539円/月 | |
他オプション | イマドコサーチ 220円/月 | 安心ナビ 330円/月 | 位置ナビ 220円/月 | |
3年間合計: | 49,720円 | 57,640円 | 48,204円 | |
利用制限 | 本体の制限 | - | - | - |
アプリフィルタリング | -(そもそもアプリは使えない | |||
ウェブフィルタリング | -(そもそもウェブ検索が使えない) | |||
見守り/防犯 | 居場所確認 | ○(イマドコサーチで可) | ○(安心ナビで可) | ○(位置ナビで可) |
防犯ブザー | ○ | ○ | ○ | |
自撮り防止カメラ | - | - | - | |
連絡 | メッセージ | +メッセージで可 | ||
家族間通話 | 発信は22円/30秒 (保護者が同キャリア契約時は無料) | |||
子供の利用確認 | - | - | - |
キッズスマホおすすめ機種ランキング7選
キッズスマホお勧めNo1:見守り機能No1!キッズスマホのパイオニア『トーンモバイル』
しかし、スマホ所有率の増加に伴って子供のスマホ利用時間も過去最高となっており、子供とスマホ依存症は切っても切れない関係となっています。
そんな時代だからこそ保護側での子供のスマホの管理・制限が重要度が増しており、子供向けのスマホ・キッズスマホとして定評のある『トーンモバイル (ドコモ回線の格安SIM)』を検討する家庭も多いです。
- 専用開発されたキッズスマホ「TONE e22」+子供向け管理制限機能の真骨頂「トーンファミリー」が優秀
- ずっと変わらない低価格:月額プラン料金1,100円に必要な分だけギガを買う形式で無駄がない
- 通信速度が遅いが故に、子供のスマホ依存症を防止できる
トーンモバイルのキッズスマホに関する詳細は以下のページで解説しているので参考にしてみて下さい↓
特に子供のスマホ依存症を防ぐ制限機能を担う「トーンファミリー」オプションでは、保護者側で子供のスマホを管理・制限するためのプラットフォームになっており、これを使って以下のような「見守り機能」や「制限機能」を子供のスマホに設定することができます↓
アプリ毎の利用制限(各アプリの利用時間を制限)
App Storeのアプリの年齢対象のレーティングに合わせて制限
有害なサイトへのアクセス・表示をブロック(ブラックリスト)
保護者側で許可したサイトだけをアクセス・表示(ホワイトリスト)
安全ではない着信時に警告する「あんしん電話」
専用アプリ「Oneファミリー」で保護者と連絡可能
TONE AIが自動で子供のスマホ利用をレポート
「TONEカメラ」で自画撮り被害を防止
スマホ全体/アプリ単位での利用時間制限でスマホ依存を予防(iPhoneでは一部アプリが利用制限の対象)
またこれらの制限設定をカスタマイズすることで、子供の学年が上がってもずっと使い続けられるので今後の余計な出費が抑えられるのも〇です。
【トーンモバイルの料金体系】
スマホ端末代: | 「TONE e22」:21,780円(税込) |
プラン料金: | 「基本プラン」:月額1,100円(税込) |
他にかかる料金: | 「トーンファミリー」オプション:月額330円(税込) |
(3年間の合計支出) | 72,468円/3年 |
トーンモバイルの料金はシンプルで、スマホもプランも1つしかないので、21,780円の専用キッズスマホ「TONE e22」と、月額1,100円の「基本プラン」の組み合わせになります。
使えるデータ容量は「中速無制限」のプランなので、サクサク動画視聴などをしたいときだけ1GB単位で購入するスタイルになっています。
【TONE e22のスペック性能表】
機種名: | 『TONE e22』 |
OS: | Android 11.0 |
本体サイズ: | 164.7 × 76.5 × 8.9mm |
重さ: | 約191g |
画面サイズ: | 6.67インチ FHD+(2400×1080) |
アウトカメラ: | 4,800万画素+広角800万画素+深度200万画素 |
インカメラ: | インカメラ:1,300万画素 |
CPU: | ediaTek Dimensity 700 |
物理メモリ: | 6 GB |
ストレージ容量: | 128GB (SDカードで最大512GB追加可能) |
バッテリー容量: | 4,000mAh |
SIMスロット: | nano SIM |
対応規格: | ・Wi-Fi (b,g,n,ac) ・Bluetooth(5.2) ・GPS ・テザリング |
同梱物: | SIM ピン/ 置くだけサポート |
キッズスマホお勧めNo2:防犯ブザー付きのキッズスマホ『Hamic MIELS (はみっくミエルス)』
キッズ携帯と違って中身はAndroid搭載なのでGooglePlayでアプリをインストールしたり、インターネットにもアクセスできるので「Googleファミリーリンク」を使って各機能を制限する形になります。
「はみっくポケットL」はキッズ携帯寄り&「はみっくミエルス」はキッズスマホ寄り
特にHamicシリーズの機種では『Hamic POCKET L(はみっくポケットL)』が有名ですが、はみっくポケットの方はキッズスマホとキッズ携帯の中間のような立ち位置です。(Hamic公式ではスマホの前に持たせる"プレスマホ"という位置付け)(↓写真左がHamic POCKET L / 右がHamic MIELS)
「はみっくポケットL」は使える機能としては連絡と居場所確認、防犯ブザーなのでキッズ携帯に近いです。対して「はみっくミエルス」はしっかりとした防犯ブザー付きのキッズスマホなので、小学校高学年まで使っていけます。
「Hamic MIELS」や「Hamic POCKET L」の詳細や実際の使い心地は別ページで詳しく実機レビュー解説しているので、大手3キャリア以外のキッズ携帯を探している場合にはかなりお勧めできますので参考にどうぞ↓
- 数少ない防犯ブザーがついているキッズスマホ
- 端末代は29,700円(税込)とそこそこ
- Googleファミリーリンクでの機能制限や、「otta」によるGPS居場所確認、電池が切れても居場所が確認できる「MIELSシステム」搭載
また12歳以上推奨のLINEアプリ以外の連絡手段として「Hamicアプリ(無料)」を使う事で、事前にと登録設定した保護者とだけメッセージのやりとりや通話を無料ですることができます↓
スマホ依存症対策としての制限機能は、Androidスマホでもあるので「Googleファミリーリンク」を無料で使うことができ、保護者側のGoogleアカウントと紐づけることで「スマホ本体の制限」「アプリの制限」など様々な制限が可能です↓
機能制限やフィルタリングはGoogleファミリーリンクを利用(無料)
保護者との連絡手段は専用の「Hamicアプリ」でLINEのようにトークや無料通話が可能
【Hamic MIELSの料金体系】
スマホ端末代: | 「Hamic MIELS」:29,700円(税込) |
プラン料金: | 「基本プラン」:月額1,100円(税込) |
他にかかる料金: | - ・Hamicアプリ(メッセージ/無料) ・Googleファミリーリンク(無料) ・otta(居場所検索/無料)" |
(3年間の合計支出) | 69,300円/3年 |
【Hamic POCKETとMIELSの性能の比較表】
比較項目 | 『Hamic MIELS』 (はみっくミエルス) | 『Hamic POCKET L』 (はみっくポケットL) |
端末の見た目 | ||
対象年齢(目安) | 6才~小学校中学年くらい | 小学校中~高学年、中学生 |
コンセプト | "ファーストスマホ" | "プレスマホ" |
カラーバリエーション | ピンク/ブルー/グリーン/ブラック/ホワイト | ピンク/ブルー/ホワイト |
大きさ | 縦137.3×横67.9×厚18.4mm (iFaceケース含む) | 縦106.5×横57.6×厚24.2mm (専用ケース装着時) |
重さ | 約188.3g ( iFaceケース含む) | 約151.8g (専用ケース・専用バッテリー装着時) |
画面サイズ | 4.0インチ (540×1080) | 3.0インチ (表面:ガラス) |
OS | Android | |
アウトカメラ | 1,300万画素 | 500万画素 |
インカメラ | 800万画素 | 200万画素 |
バッテリー容量 | 3500mAh | 2000mAh |
SIM | eSIM | |
物理メモリ | 3GB | 1GB |
ストレージ容量 | 32GB | 8GB |
SDカード | 最大128GB | -(スロットが無い) |
対応規格 | ・Wi-Fi ・Bluetooth ・GPS ・テザリング | ・Wi-Fi ・Bluetooth |
製品ページ | Hamic MIELS製品ページ | Hamic POCKET製品ページ |
キッズスマホお勧めNo3:ドコモの定番キッズケータイ『キッズケータイ KY-41C』
現在ドコモで子供に持たせるスマホを選ぶ場合、学年に関係なく「iPhone等の一般向けスマホ」に「あんしんフィルター for docomo」を入れたものを提供しています。
- キッズケータイ KY-41Cは2023年2月24日発売で本体価格は税込 22,000円(メーカーは京セラ製)
- 月額料金プランは専用プラン「キッズケータイプラン(Xi)」で月額550円(税込)
- 事前登録した相手とだけメッセージのやり取りができる「+メッセージ」が無料で使える(LINEの代わり)
- スマホと同じようにフロント&リアカメラを搭載(前後とも500万画素)
- 範囲から離れたら保護者のスマホに自動で通知してくれる「みまもりアラート」
- 保護者もドコモならドコモのGPS居場所確認サービス「イマドコサーチ」で防犯対策(月額220円)
- キッズケータイのマナーモードを保護者側から遠隔解除できる『ココツナ』(遠隔操作)
【キッズケータイKY-41Cのスペック詳細】
製品名: | キッズケータイ KY-41C |
発売日: | 2023年2月24日 |
メーカー: | 京セラ |
カラー: | イエロー /ラベンダー/ブルー |
本体サイズ: | 約107mm×約54mm×約13.4mm |
重さ: | 約109g |
SIM | eSIM |
内蔵メモリ | RAM:1GB/ROM:8GB |
ディスプレイ: | 約3.4インチ FWVGA (480×854ピクセル) |
カメラ: | ・アウトカメラ:約500 万画素 ・インカメラ:約500万画素 |
バッテリー容量: | 1,500mAh(着脱不可) |
防水/防塵: | 防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X) |
耐衝撃: | MIL-STD-810H準拠 |
防犯ブザー: | 約100dB/ 10cm |
Bluetooth: | Ver.5.1 |
逆にキッズスマホのように機能を制限したりフィルタリングする必要が無いので、子供がスマホ依存症になるリスクがないのが保護者視点で安心できるポイントではないでしょうか。
キッズケータイKY-41Cでは「+メッセージ」が標準搭載されているので保護者側のスマホに「+メッセージアプリ」をインストールすればLINEのようにメッセージや無料通話をすることができます。
そして見守り機能はドコモのGPS居場所検索サービス「イマドコサーチ」を使って以下のような様々なバリエーションの居場所確認機能を使う事ができます↓
【ドコモの「イマドコサーチ」で使える見守り機能】
いますぐ検索 (今いる場所を探す) | 子供の居場所をすぐに地図で確認できる機能 |
移動みまもり検索 (移動をみまもる) | 子供の移動経路を一定時間確認し続ける機能 |
スケジュール検索 (定期的に居場所を探す) | あらかじめ設定した時刻に、自動的に検索を行い、居場所をメールでお知らせする機能 |
くりかえし検索 | 「いますぐ検索」で居場所の検索に失敗した後に、自動で一定時間くりかえし検索をし、居場所が確認できたタイミングで居場所をメールでお知らせする機能 |
エリア監視 | スケジュール検索の際に、子供がエリアの外にいるか中にいるかをメールでお知らせする機能 |
ちかくの事件情報 | 子供の居場所に合わせて周辺の事件情報を確認できる機能 |
検索履歴 | 過去の検索結果を最大100件(最長93日間)まで確認できる機能 |
ブザー検索・ワンタッチブザー検索 | 子供が危険を感じたとき、ブザーを鳴らすだけで居場所がメールで届く機能(キッズケータイ限定機能) |
ちょこっと通知検索 | 子供が周囲にわからないように自分の居場所をお母さんに送ることができる機能(キッズケータイ限定機能) |
電池アラーム通知検索 | 電池の残量が少なくなると自動的に検索を行い、居場所をメールでお知らせする機能(キッズケータイ限定機能) |
電源OFF検索 | キッズケータイの電源が切られると、自動的に検索を行い、居場所をメールでお知らせする機能(キッズケータイ限定機能) |
ちょい前かくにん | 子供の少し前の居場所を検索せずに確認することができる機能(キッズケータイ KY-41Cで使える限定機能) |
「大切な人を遠くからでも見守れる」イマドコサーチ
【キッズケータイ KY-41Cの料金内訳】
スマホ端末代: | 「キッズケータイ KY-41C」:22,000円(税込) |
プラン料金: | 「キッズケータイプラン」:月額550円 |
他にかかる料金: | - 「イマドコサーチ」:月額220円 ※保護者がドコモ契約者の場合にのみ利用可能 |
(3年間の合計支出) | 49,720円/3年 |
つまり保護者がドコモを使っていない場合には、子供だけでドコモでキッズケータイを契約する事はできますが、居場所検索サービス「イマドコサーチ」を利用する事ができません↓
これは「イマドコサーチ」がドコモが提供しているサービスなので、探す&探される側の両方がドコモを使っていないと利用できないんですね。
なので保護者がドコモを契約していない場合には、キッズケータイで「イマドコサーチ」が使えない=GPS居場所確認機能が使えないので、防犯ブザー付きの連絡用端末になってしまい、全くお勧めできません。(他のキッズ携帯やキッズスマホを検討しましょう)
キッズスマホお勧めNo4:auの定番キッズ携帯『mamorino(マモリーノ) 6』
現在auで子供に持たせるスマホを選ぶ場合、学年に関係なく「iPhoneなど一般向けのスマホ」に「あんしんフィルターfor au」を入れて使うことになります↓
【現在auで小学生に持たせる端末の選択肢】
端末の選択肢 | できる事 |
「マモリーノ6」(2023年モデル) 「マモリーノ5」(2019年モデル) | ・「安心ナビ」での居場所確認(要:保護者がau利用者) ・家族間通話 ・メッセージ ・防犯ブザー |
一般スマホ+「あんしんフィルターfor au」 | ・一般のスマホと同じ機能(LINEや居場所確認も可) 以下で機能を制限する↓ ・あんしんフィルター for au ・スクリーンタイム(iPhone) ・Googleファミリーリンク(主にAndroid) |
「ミライエ」シリーズ | ※現在販売終了 |
「マモリーノウォッチ」 | ※現在販売終了 |
- mamorino 6 (マモリーノ6)は2023年2月10日発売で本体定価は22,000円(税込)
- 月額プラン料金はマモリーノ6専用プラン『ジュニアケータイプランME』で月額660円(税込)
- マモリーノ6から新たに前後にカメラ機能が追加
- 事前登録した相手とだけメッセージのやり取りができる「+メッセージ」が無料で使える(LINEの代わり)
- マモリーノ5に引き続き「学校モード」やタッチパネルにも対応
- auのGPS居場所検索サービス「安心ナビ」が月額330円(税込)で申込&利用可能
- カラーバリエーションは「ピーチ」「ミント」「ソーダ」の3色
【マモリーノ6のスペック詳細】
auのキッズ携帯比較 | マモリーノ6 |
カラバリ | (ピーチ/ミント/ソーダ) |
発売日 | 2023年2月10日発日 |
メーカー | SHARP |
本体定価 | 22,000円(税込) |
本体サイズ | (横)55×(高)105×(厚)14.8mm |
本体重量 | 101g |
SIMカード | nanoSIM / eSIM |
画面サイズ (対角距離) | 3.4インチ |
画面 | TFT液晶 / タッチパネル対応 |
防水・防塵性能 | IPX5/8・IP5X |
カメラ | メインカメラ:500万画素 インカメラ:200万画素 |
防犯ブザー | 搭載 |
GPS | 〇 |
+メッセージ | 〇(対応) |
安心ナビ | 〇(月額330円で利用可能) |
ココセコム | 〇 |
学校モード | 〇 |
緊急速報メール | 〇(対応) |
バッテリー容量 | 1540mAh |
au VoLTE | 〇(対応) |
端子 | USB Type-C |
逆にキッズスマホのように機能を制限したりフィルタリングする必要が無いので、子供がスマホ依存症になるリスクがないのが保護者視点で安心できるポイントではないでしょうか。
またマモリーノ6では「+メッセージ」が標準搭載されているので保護者側のスマホに「+メッセージアプリ」をインストールすればLINEのようにメッセージや無料通話をすることができます。
そしてマモリーノ6で使える見守り機能ですが、auのGPS居場所検索サービス「あんしんナビ」を使って以下のような様々なバリエーションの居場所確認機能を使う事ができます↓
【auの「安心ナビ」で使える7つの見守り機能】
「いますぐサーチ」 | 現在の居場所を地図上で確認 家族の居場所(家族のパートナー登録済の端末)が、スマホやケータイで確認できます。家族の居場所を知りたいとき、いつでも地図や住所で位置を確認することができます。 |
「みまもりサーチ」 | 移動した経路の確認 子供だけの外出で心配なとき、今どのあたりか、無事目的地に着けたかを確認することができます。 |
「タイマーでお知らせ」 | 設定時間に家族の居場所を自動で通知 あらかじめ時間帯を設定すると、その間、家族の居場所をメールで通知します。 |
「エリアでお知らせ」 | 指定エリアへ家族が出入りすると自動的にお知らせ 塾や学校などへ子供が無事着いたか、また、危険な場所へ行っていないかなどの確認ができます。(ジオフェンス機能) |
「見つけてお知らせ」 | 子供の居場所を自動でお知らせ 子供の携帯電話の電源が入っていない時や、電波の届かないところにいる時など、「いますぐサーチ」でお子さまの居場所がわからない場合、居場所がわかった時点で、メールで居場所をお知らせします。 |
「電池残量でお知らせ」 | 電池が切れる直前に子供がどこにいるかお知らせ 子供の電池残量が一定基準を下回ったタイミングでメールで通知します。同時にその時の子供の居場所もお知らせします |
「居場所お知らせ」 | 自分から居場所を知らせたいときに保護者へ通知 待ち合わせの時、寄り道をする時、道に迷ってしまった時などに、子供側から保護者側へ自分の居場所を連絡することができます。 |
「大切な人を遠くからでも見守れる」あんしんナビ
【マモリーノ6の料金内訳】
スマホ端末代: | 「マモリーノ6」:22,000円(税込) |
プラン料金: | 「ジュニアケータイプランME」:月額660円 |
他にかかる料金: | - 「安心ナビ」:月額330円 ※保護者がau契約者の場合にのみ利用可能 |
(3年間の合計支出) | 57,640円/3年 |
つまり保護者がauを使っていない場合には、子供だけでauでマモリーノを契約する事はできますが、居場所検索サービス「安心ナビ」を利用する事ができません↓
これは「安心ナビ」がauが提供しているサービスなので、探す&探される側の両方がauを使っていないと利用できないんですね。
なので保護者がauを契約していない場合には、マモリーノで「安心ナビ」が使えない=GPS居場所確認機能が使えないので、防犯ブザー付きの連絡用端末になってしまい、全くお勧めできません。(他のキッズ携帯やキッズスマホを検討しましょう)
キッズスマホお勧めNo5:ソフトバンクの定番キッズ携帯『キッズフォン3』
【現在ソフトバンクで小学生に持たせる端末の選択肢】
端末の選択肢 | できる事 |
「キッズフォン3」(2023年モデル) 「キッズフォン2」(2020年モデル) | ・「位置ナビ」での居場所確認(要:保護者がau利用者) ・家族間通話 ・メッセージ ・防犯ブザー |
一般スマホ+「あんしんフィルターfor Softbank」 | ・一般のスマホと同じ機能(LINEや居場所確認も可) 以下で機能を制限する↓ ・あんしんフィルター for Softbank ・スクリーンタイム(iPhone) ・Googleファミリーリンク(主にAndroid) |
- キッズフォン3は2023年1月27日発売された機種で本体定価は税込20,880円(メーカーはZTE製)
- 月額プラン料金はキッズフォン専用プラン『基本プラン』で月額539円(税込)
- ホームボタンがなくなりディスプレイが3.5インチの大画面で見やすくなった
- 前後カメラの画素数が更にアップしオートフォーカス機能やライトも搭載
- 事前登録した相手とだけメッセージのやり取りができる「+メッセージ」が無料で使える(LINEの代わり)
- バッテリー容量が1,700mAhに増量され充電無しでも1週間くらい持つ(目安)
- SoftbankのGPS居場所検索サービス「位置ナビ」が月額220円(税込)で申込&利用可能(要保護者がソフトバンクかワイモバイル)
- キッズフォン3の「すみっコぐらし」&「ドラえもん」モデルも2023年3月から数量限定で発売(本体価格27,360円)
カラーバリエーションは「ミント」「ホワイト」「ブルー」の3色と、「ドラえもんモデル」「すみっコぐらしモデル」も数量限定で発売されています。
キッズフォン3「ミント」「ホワイト」「ブルー」の見た目↓
「キッズフォン3」「ドラえもんモデル」「すみっコぐらしモデル」の見た目↓
【キッズフォン3のスペック詳細】
キッズフォン モデル性能比較 | キッズフォン3 (2023年モデル) |
見た目 カラー | (ホワイト/ミント/ブルー) (すみっコぐらし/ドラえもん) |
発売日 | 2023年1月27日 |
本体価格(税込) | 20,880円 |
メーカー | ZTE |
本体サイズ | 約52×105×14.9mm |
重さ | 約115g |
画面サイズ (対角距離) | 約3.5インチ (TFT液晶) |
SIMサイズ | eSIM |
防水・防塵性能 | IPX5/IPX7 IP5X |
カメラ機能 | メインカメラ:約800万画素 サブカメラ:約500万画素 |
防犯ブザー | 〇(対応) |
GPS対応 | 〇(対応) |
+メッセージ | 〇(対応) |
位置ナビ | 〇(対応) |
バッテリー容量 | 1700mAh |
逆にキッズスマホのように機能を制限したりフィルタリングする必要が無いので、子供がスマホ依存症になるリスクがないのが保護者視点で安心できるポイントではないでしょうか。
またキッズフォン3からは「+メッセージ」が標準搭載されているので保護者側のスマホに「+メッセージアプリ」をインストールすればLINEのようにメッセージや無料通話をすることができます。(キッズフォン2やそれ以前のモデルでは+メッセージは使えない)
そしてキッズフォン3で使える見守り機能ですが、ソフトバンクのGPS居場所検索サービス「位置ナビ」を使って以下のような様々なバリエーションの居場所確認機能を使う事ができます↓
【Softbankの「位置ナビ」で使える5つの見守り機能】
「現在地検索」 「行動履歴」 | 現在の居場所と移動履歴がわかる ・現在地検索:今どこにいるかが地図上に表示され確認できる定番の居場所検索機能 ・行動履歴:最大3日間の行動履歴を地図上に表示 |
「タイマー通知」 | 時間を指定して居場所をお知らせ ・指定時間に自動的に検索してお知らせします。 例えば平日の夕方にいつも子供がどこに出かけているのかがわかります。 |
「エリア通知」 | 指定場所の出入りを自動検知してお知らせ ・みまもる相手の指定の場所からの出入りを自動でお知らせします。例えば無事に子どもが学校から出発、塾に到着したかが分かります。 |
「自動更新」 | 設定した間隔で自動的に居場所を測位 ・設定した時間間隔で自動的に検索します。 例えば、検索する時間間隔を「10分」と指定すると、10分おきに子どもがどこの地点にいるのか分かります。 (みまもられる側がキッズフォン3でのみ利用可能な機能&事前設定が必要) |
【キッズフォン3の料金内訳】
スマホ端末代: | 「キッズフォン3」:20,880円(税込) |
プラン料金: | 「基本プラン」:月額539円 |
他にかかる料金: | - 「位置ナビ」:月額220円 ※保護者がSoftbank契約者の場合にのみ利用可能 |
(3年間の合計支出) | 48,204円/3年 |
つまり保護者がソフトバンクかワイモバイルを使っていない場合には、子供だけでソフトバンクでキッズフォンを契約する事はできますが、居場所検索サービス「位置ナビ」を利用する事ができません↓
これは「位置ナビ」がソフトバンクが提供しているサービスなので、探す&探される側の両方がソフトバンク(か同グループのワイモバイル)を使っていないと利用できないという事です。
なので保護者がソフトバンクかワイモバイルを契約していない場合には、キッズフォンで「位置ナビ」が使えない=GPS居場所確認機能が使えないので、防犯ブザー付きの連絡用端末になってしまい、全くお勧めできません。(他のキッズ携帯やキッズスマホを検討しましょう)
キッズスマホお勧めNo6:安さ重視ならやはり強い楽天モバイルの『Rakuten Hand 5G)』
- 楽天がオリジナルで販売している「Rakuten Hand 5G」がキャンペーン値引きで1円で購入可能
- 「Rakuten最強プラン」で使わなくても使いすぎても安い
- 「あんしんコントロール by i-フィルター」や「Googleファミリーリンク」で見守りも制限もできる
18歳未満の方に楽天モバイルをご利用いただく場合、あんしんコントロール by i-フィルターのご契約が必須となります。
「あんしんコントロール by i-フィルター」は自由度と精度の高いWebフィルタリングで以下の機能が利用できます↓
必要なサイトだけ「見せる」ことも可能(ホワイトリスト機能)
ブロックしたサイトや、閲覧サイトや検索単語の確認も可能
フィルタリングの強度変更
1日1回、利用状況をメールで受け取り
子供に不適切なアプリを自動的に選別してフィルタリングが可能
またRakuten Hand 5GはAndroid機種という事で、無料で使える「Googleファミリーリンク」も併用可能です。
楽天モバイルの料金プランは2023年6月1日に『Rakuten 最強プラン』にリニューアルされ、使ったギガに応じて料金が3段階に上がっていく「従量制プラン」になっています↓
特にギガ使用量「20GB~無制限」では月額3,278円で使う事ができ、ドコモの無制限プラン「5Gギガホ プレミア」が月額7,315円である事を考えるとどれだけ安いか分かるでしょう。
そこまでギガを使わないキッズスマホでは「~3GB:月額1078円」で使えるので、LINEMOの「ミニプラン」と同水準という事でかなり安いです。
また、楽天モバイルの通話アプリ「Rakuten Link」で家族間の通話も無料で使えるのもメリットです。
【Rakuten Hand 5Gの料金体系】
スマホ端末代: | 「Rakuten Hand 5G」:19,001円(税込)⇒キャンペーン値引で1円まで |
プラン料金: | 「Rakuten最強プラン」: ~3GB:月額1,078円(税込) 3~20GB:月額2,178円(税込) 20GB~:月額3,278円(税込) |
他にかかる料金: | - ・Googleファミリーリンク(無料) |
(3年間の合計支出) | 50、689円/3年 |
また先述の通り『Rakuten Hand 5G』が安く、子供名義の回線として新規契約時であれば本体価格19,001円に各種割引で最安で実質1円(後から19,000円分の楽天ポイントが戻ってくる)まで安くなります。
料金面を重視するなら楽天モバイルで「Rakuten Hand 5G」をキッズスマホにするのは効果的で、月3GB未満で使い続ければキッズ携帯並みかそれより安く使えます。流石安さの楽天モバイルといったところです。
実際に「Rakuten Hand 5G」をレビューしていますが、価格が安い以外にもキッズスマホとして充分に使っていける事が分かると思います↓
キッズスマホお勧めNo7:お古のiPhoneを見守りスマホへ「TONE for iPhone」
- iPhone用のSIMカードで月額料金1,100円で中速無制限のドコモ回線が使える
- 手元のiPhone(iPhone6s以降のモデルで動作)に差せば「お下がりiPhone」として子供に持たせられる
- 子供向けの見守り&制限機能が使えるオプション「TONEファミリー」が月額308円で加入可能
- 動画視聴やアプリダウンロード・ゲームなどの高速通信は「動画チケット」を1GB単位で追加する形式
- 全国のドコモショップやカメラのキタムラの取扱店で店頭申込可能
App Storeのアプリの年齢対象のレーティングに合わせて制限
有害なサイトへのアクセス・表示をブロック(ブラックリスト)
保護者側で許可したサイトだけをアクセス・表示(ホワイトリスト)
安全ではない着信時に警告する「あんしん電話」
TONE AIが自動で見守り
TONEカメラ」で自画撮り被害を防止
GPSで居場所を見守り(居場所確認や乗り物通知、ジオフェンス機能)
スマホ全体/アプリ単位での利用時間制限でスマホ依存を予防(iPhoneでは一部アプリが利用制限の対象)
「TONE for iPhone」の料金:「シンプル1プラン」
【トーンモバイルの料金体系】
スマホ端末代: | 0円 (手元のiPhoneを活用) |
プラン料金: | 「基本プラン」:月額1,100円(税込) |
他にかかる料金: | 「トーンファミリー」オプション:月額308円(税込) |
(3年間の合計支出) | 50,688円/3年 |
トーンモバイルと同じく1種類の月額1,100円の「基本プラン」の料金と、フィルタリング・制限オプション「トーンファミリー」の料金だけで使うことができます。
また、この「TONE for iPhone」は全国のドコモショップで「エコノミーMVNO」の1つとして受付しているので、契約や相談にはドコモショップか一部のカメラのキタムラの店頭へ行く必要があります(ウェブでは申し込みができない)が、店頭申込時に「10GB分のクーポンコード」のキャンペーンが利用できます。
「TONE for iPhone」を取り扱っているドコモショップ(とカメラのキタムラの一部店舗も)は以下のページで確認可能なので、お近くのショップに寄ってみて下さい↓
参考:「TONE for docomo」取扱のドコモショップ一覧
以前はドコモとauで小学生向けのキッズ専用スマホが販売されていた
また、過去にドコモとauでは子供専用に開発された「スマートフォン for ジュニア」シリーズと「ミライエ」シリーズというキッズスマホ(子供専用スマホ)を主に小学生向けに販売していました。しかし、数年前にどちらの機種も販売を終了&それ以降は新機種を販売していません。
先述の通り、フィルタリングの性能が向上したことによって、上記の子供専用スマホと同じことがフィルタリング機能だけで可能になった為、わざわざ子供専用のスマホを開発・販売する必要がなくなった為だと思われます。
一応現在もメルカリや楽天ラクマ、PayPayモールなどで中古のこれらの機種が出品されている事もありますが、古い機種なのでキャリアショップに持ち込んでも対応する料金プランが終了して使う事はできません。
【まとめ】キッズスマホで安全性を重視するならトーンモバイル
子供がスマホでゲームや動画を許可するなら無制限プランも安い楽天モバイル
この辺は家庭の方針になりますが、「スマホでゲームでも動画でもある程度好きに遊んで問題ないよ」というケースなら、ギガ無制限プランが安く使える楽天モバイルがお勧めです。「ゲームや動画は絶対使わせたくない」なら防犯と連絡専用のキッズ携帯か「Hamic POCKET」がお勧め
反対に「小学生の子供に端末を持たせたいけど、ゲームや動画は一切使わせたくない」という場合は、防犯・見守りと連絡専用のキッズ携帯の方が良いでしょう。ちなみに先述の通りキッズ携帯は保護者も同キャリアを契約していないと居場所検索が使えないので、保護者がキャリアを契約していない場合にはキャリア以外の通信会社でキッズ携帯のように使える「Hamic PCOKET」がお勧めです。
特に小学生に持たせるキッズスマホ・キッズ携帯の選び方は、使わせたい機能や方針が家庭によって大きく異なるので選択肢は幅広いです。
子供にキッズスマホを持たせるメリット&デメリット
メリット➀:いつでも子供の安全を確認&連絡できる
小学校に入学すると、放課後や習い事など学区外に遊びに行く機会も増えるのでいつでも連絡が取れるとは限りません。親の目の届かない時間が増えるのは心配ですよね。また、毎回連絡を取らなくてもスマホに内蔵されているGPS機能が利用できるので、万が一の場合でも子供の居場所を把握することが可能です。
メリット➁:メッセージアプリやアプリ追加、ウェブ検索などキッズ携帯より多機能
特にキッズスマホはキッズ携帯と比べても多機能で、一般スマホと同じようにアプリストアからのアプリのインストールや、知りたい情報のウェブ検索が可能です。(それらをフィルタリングや機能制限する形)キッズ携帯と比較してキッズスマホはシンプルにできる事が多いのが最大のメリットです。
毎日知らない言葉や気になることに出会う年齢なので、その度に手元で調べて覚えることができますし、行動範囲も広くなるかもしれません。
最近では子供向けの知育、学習アプリやサービスも豊富なので、使い方はアイデア・サービスの数だけ増やすことができます。
メリット➂:スマホの操作やネットリテラシーが学べる
3つ目のキッズスマホのメリットは個人的には一番重要だと感じていますが、子供が早い段階でスマホを使う事で「ネットリテラシー」「スマホリテラシー」が身に付くという点です。小学校ではプログラミング教育が2020年から必修となっている現在、そのネイティブ世代にはスマホくらい当たり前に使いこなして欲しいというのが個人的な意見です。
私たち保護者世代もスマホの使い方なんて勉強せずとも使いこなすことができます。デジタルネイティブ世代はタッチパネルでの注文に何のハードルも感じませんし、その先の世代ですからね。
もちろんまだまだ自制心の弱い小学生なので、保護者側でコントロールしてあげることは前提になりますが。
デメリット➀:保護者が利用制限を設定しないと簡単にスマホ依存症に
特にキッズ携帯と比較するとキッズスマホは多機能です。子供側視点で見ると、「キッズ携帯」は保護者とのメッセージのやり取りや通話しかできないのに対して、キッズスマホは「アプリ」「ゲーム」「インターネット検索」「動画視聴」など興味が尽きる事のないほどの無限のコンテンツに触れ続けるでしょう。
実際に、小中高校生のスマホの1日平均の利用時間は直近数年で右肩上がりになっており、小学生高学年でも1日平均3時間33分にもなっています。
長時間のスマホ利用での”スマホ依存症”の影響(成績や視力、睡眠の質への悪影響)のほかに、スマホリテラシーが低いことで起こるトラブル(高額課金やSNSトラブル、個人情報流出)なども報告・懸念されています↓
- 長時間のスマホ使いすぎで「スマホ依存症」のリスク
- スマホに時間を取られて勉強時間が減少⇒成績が下がる
- 視力が低下する
- 睡眠の質が下がる
- ゲームやアプリで子供が勝手に課金してしまう
- 主にSNS経由でトラブルや詐欺に巻き込まれる可能性も(自撮り被害等)
- 個人情報が流出する危険性(デジタルタトゥー)
- SNS・LINEでの友人関係への影響(いじめる/いじめられる)
また「キッズスマホの機能制限の設定項目が多岐に渡る」「フィルタリングサービスによっても設定方法が違う」など、キッズスマホの機能を制限する保護者側の手間もあります。
キッズスマホ利用時には親子ルール作りは重要
という事で小学生に制限なしでキッズスマホを持たせてしまえば、上記のようなトラブルや成績・身体的な悪影響が出ることは想像に難くないでしょう。先述の通り、現在は18歳未満の青少年にスマホを持たせる際にはフィルタリングを導入することが「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」で義務付けられています。
しかし、実際には導入されたフィルタリングアプリは子供側で外すことができる場合が多く、事実フィルタリングを導入しても2年以内に80%がフィルタリングを解除してしまっているという統計調査結果も出ています↓
ここからも、実際のところはスマホの機能だけで子供のスマホのスマホ依存やトラブルを対策するのは限度があるので、これらのフィルタリングやスマホの制限設定で満足するのではなく、しっかりと親子で話し合ってスマホに関するルールを決めて守らせることが大事です。
「小中学生のスマホの各家庭のルール決め」については別ページで詳しく取り上げているので、是非キッズスマホを検討中の家庭は参考にしてみて下さい↓
デメリット➁ キッズ携帯に比べて端末代や料金が高い傾向
またページ前半でも比較しましたが、キッズ携帯に比べるとキッズスマホの方が端末が高性能な分かかる費用が高い傾向にあります。実際に先述した通信会社の中でキッズ携帯とキッズスマホの端末代と月額プラン料金やオプション料金、「3年間で支払う合計金額」を以下に並べて表にしてみました↓
【キッズ携帯の料金一覧】
■ドコモの「キッズケータイ KY-41C」 | ||
端末代 | キッズケータイ KY-41C | 22,000円 |
プラン料金 | キッズケータイプラン3 | 550円/月 |
その他 | イマドコサーチ | 220円/月 |
3年間の総支出: | 49,720 円/3年間 | |
■auの「マモリーノ6」 | ||
端末代 | マモリーノ6 | 22,000円 |
プラン料金 | ジュニアケータイプランME | 660円/月 |
その他 | 安心ナビ | 330円/月 |
3年間の総支出: | 57,640 円/3年間 | |
■Softbankの「キッズフォン3」 | ||
端末代 | キッズフォン3 | 20,880円 |
プラン料金 | 基本プラン | 550円/月 |
その他 | 位置ナビ | 220円/月 |
3年間の総支出: | 48,204 円/3年間 | |
■Hamee「Hamic POCKET L」 | ||
端末代 | Hamic POCKET L | 12,100円 |
プラン料金 | ベーシックプラン | 1,100円/月 |
その他 | - | |
3年間の総支出: | 51,700 円/3年間 |
【キッズスマホの料金一覧】
■トーンモバイルの「TONE e22」 | ||
端末代 | TONE e22 | 21,780円 |
プラン料金 | 基本プラン | 1,100円/月 |
その他 | TONEファミリーオプション | 308円/月 |
3年間の総支出: | 72、468 円/3年間 | |
■Hameeの「Hamic MIELS」 | ||
端末代 | Hamic MIELS | 29,700円 |
プラン料金 | ベーシックプラン | 1,100円/月 |
その他 | - | |
3年間の総支出: | 69,300 円/3年間 | |
■楽天モバイルの「Rakuten Hand 5G」 | ||
端末代 | Rakuten Hand 5G | 19001円⇒1円 |
プラン料金 | Rakuten最強プラン | 1078円/月(~3GB利用時) |
その他 | 安心コントロール by i-フィルター | 330円/月 |
3年間の総支出: | 50,689 円/3年間 |
なのでキッズ携帯とキッズスマホでは3年間単位の支出で見ると1~2万円ほど高い傾向にあります。
とは言えキッズ携帯の場合、学年が上がるといずれスマホに機種変更する時期が来るので、その時に機種代を払う事になるのですが。