小学校低学年くらいから防犯&保護者との連絡用に「キッズ携帯」を検討する方も多いでしょう。結論から述べると楽天モバイルには「キッズ携帯」は販売していません。(取扱い無し)
また楽天モバイルでは楽天オリジナルスマホ「Rakuten Hand 5G」や多くのiPhoneモデルを取り扱っているので、「i-フィルター」を導入してキッズスマホとして使う事ができます。
元々楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UNLIMIT Ⅶ」が最安級な上に、Android「Rakuten Hand 」5Gもキャンペーンの楽天モバイル還元で実質1円で使えるのでダブルで家計に優しいのが◎です。
楽天モバイルでキッズ携帯やキッズスマホはある?⇒キッズ携帯の取扱いなし
先に結論から述べますと、現在楽天モバイルでは「キッズ携帯」に相当する子供向けの端末は取り扱っていません。
楽天モバイルでは子供向けとして「Rakuten Hand 5G」という楽天モバイルのオリジナルスマホを販売しているので、「i-フィルター(フィルタリングオプション)」を入れて「見守りスマホ」として子供に持たせるのがお勧めです↓
「Rakuten Hand 5G」はAndroidスマホなので、キッズ携帯で使える「GPSによる居場所検索」や「家族間通話」はもちろん、「LINE」アプリを使うこともできるのはキッズ携帯にはない強みでです。(スマホなので子供に不要な機能はi-フィルターで制限設定できます)
現在キッズ携帯を取り扱っているのはドコモ、au、ソフトバンクの3社のみ
現在キッズ携帯を取り扱っている通信会社は大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のみとなっています↓
通信会社 | キッズ携帯の機種名 | 見た目 |
ドコモ | キッズケータイ KY-41C ・2023年2月24日発売 ・本体定価:22,000円 (製品ページを見る) | ![]() ![]() ![]() |
キッズケータイ SH-03M ・2020年1月発売 ・本体定価:14,256円 (製品ページを見る) | ![]() ![]() ![]() | |
au | マモリーノ6 ・2023年2月発売 ・本体定価:22,000円 (製品ページを見る) | ![]() ![]() ![]() |
マモリーノ5 ・2019年2月発売 ・本体定価:11,000円 (製品ページを見る) | ![]() ![]() ![]() | |
Softbank | キッズフォン3 ・2023年1月発売 ・本体定価:20,880円 (製品ページを見る) | ![]() ![]() ![]() |
キッズフォン2 ・2020年1月発売 ・本体定価:18,000円 (製品ページを見る) | ![]() ![]() ![]() |
上記のようにドコモでは「キッズケータイ」シリーズ。auでは「マモリーノ」シリーズ。ソフトバンクでは「キッズフォン」シリーズをぞれぞれ出しており、2023年春にドコモauソフトバンクともキッズ携帯の最新機種を発売しています。
「子供にスマホを持たせるのは色々とトラブルが起こりそうで心配」という保護者の方は、大手3キャリアでキッズ携帯を検討するのが良いでしょう。
最近ではキッズ携帯よりも見守り用にキッズスマホを持たせる小学生も多い
また保護者の目の届かない時間の見守りや連絡手段として、主に小学校低学年くらいからキッズ携帯を持たせるのが一般的だと思います。
しかし最近では小学生でもスマホの所有率が上がってきており、最近では小学校低学年でもキッズ携帯よりもスマホの所有率の方が多いです↓
参考:モバイル社会研究所
上記はNTTドコモの社会科学系の研究所「モバイル社会研究所」が2023年に発表した「学年別のキッズ携帯・キッズスマホの所有率」の統計結果(2022年末時点の統計)ですが、小学校低学年でもキッズ携帯よりもスマホの所有率の方が高いという結果になっているのが分かります。
学年「小学校1~3年」「小学校4~6年」「中学校1~3年」に分けたの所有端末の推移をみてみると、「小学校1~3年」「小学校4~6年」の両方で2020年にスマホ所有率がキッズ携帯所有率を上回ったのが確認できます↓
2020年以降もキッズ携帯の所有率が年々減少し、スマホの所有率が年々増加していく傾向は変わらず、現在は全学年でキッズ携帯よりもスマホの所有率の方が高い状態となっています。
現在は一般スマホにフィルタリングで機能制限したものをキッズスマホと呼んでいる
原因としては色々考えらえますが、主にフィルタリングサービスの機能が向上&多機能化したことで、わざわざキッズ携帯を持たせなくてもスマホにフィルタリングアプリを入れれば同じことが可能になったというのが主要因だと思われます。
現に過去にドコモとauでは子供専用に開発された「スマートフォン for ジュニア」シリーズと「ミライエ」シリーズというキッズスマホ(子供専用スマホ)を主に小学生向けに販売していましたが、数年前にどちらも販売を終了&それ以降は販売していません。
今はどの通信会社でも一般向けスマホに「あんしんフィルター」や「i-フィルター」を入れたものを「キッズスマホ」として販売しており、キッズ携帯と同じように「GPS居場所検索」や「家族間通話」などを使う事ができます。
楽天モバイルのキッズスマホは何がお勧め?「Rakuten Hand 5G」+「i-フィルター」を推奨
先述の通り、楽天モバイルでは現在「子供専用のスマホ」というものは取り扱っておらず、一般向けのスマホに「i-フィルター」などのフィルタリングアプリを導入してキッズスマホとして提供しています。
特に楽天モバイルではオリジナルスマホの「Rakuten Hand 5G」というAndroid機種を格安で販売しており、定番のフィルタリングオプション「i-フィルター(月額330円の有料オプション)」を導入してキッズスマホとして子供に持たせることを推奨しています。
Rakutenオリジナル端末は過去にも「Rakuten Mini」や「Rakuten BIG」など複数発売されていましたが、実質1円キャンペーンなどで人気がありすぐに在庫切れとなっていました。
2023年時点でRakutenオリジナル機種は『Rakuten Hand 5G』のみが販売されており、以下のように楽天ポイント還元キャンペーンによって実質1円で購入できるなど、相変わらず大盤振る舞いな価格で販売されています↓
「Rakuten Hand 5G」も人気が高く在庫切れの可能性もゼロではないので、楽天モバイルの公式製品ページで確認してみて下さい↓
参考:Rakutenオリジナル機種 (楽天モバイル製品ページ)
18歳未満の未成年には高性能のフィルタリング「あんしんコントロールbyi-フィルター」が使える(月額330円)
18歳未満の未成年がスマホを使う場合、スマホにフィルタリングの導入が法律で義務付けられています。
楽天モバイルの場合、有料ではありますがフィルタリングサービスとして「あんしんコントロール by i-フィルター」が月額330円で利用可能となっており、18歳未満の子供がスマホを契約する場合には加入が必須となっています。
18歳未満の方に楽天モバイルをご利用いただく場合、あんしんコントロール by i-フィルターのご契約が必須となります。(18歳以上の方にもご契約いただけます。)
「あんしんコントロール by i-フィルター」という名前からも性能は定番のフィルタリングサービス「i-フィルター」なので、以下のように「ウェブフィルタリング」から「アプリフィルタリング」「レポート機能」まで便利&細かい設定が利用可能となっています。
【あんしんコントロール by i-フィルターの機能一覧】
ウェブフィルタリング機能 | ・年齢にあったフィルタリングを簡単設定 ・カテゴリを選択するだけでできる細かな設定 ・必要なサイトだけ「見せる」ことも可能(ホワイトリスト) ・ブロックしたサイトだけ&閲覧したサイトや検索した単語の確認も可能 ・フィルタリングの強度変更 ・1日1回利用状況をメールで受け取り ・(Android用)子供に不適切なアプリを自動的に選別してフィルタリングが可能(ブラックリスト) ・(Android用)年齢にあったフィルタリングを簡単設定 ・(Android用)カテゴリを選択するだけでできる細かな設定 |
本体&アプリフィルタリング等 | ・利用時間の制限 ※(Androidではi-フィルター専用ブラウザだけでなく、スマホやタブレット等の利用時間制限が可能/iOSではi-フィルター専用ブラウザの利用時間制限のみ可能) ・情報に不正アクセスする危険性のあるアプリや、アプリ内で課金が発生するアプリを起動した時に通知(Android対象) ・子供のスマートデバイスの位置情報履歴を表示(Android対象) |
あんしんコントロール by i-フィルターの加入方法
楽天モバイルへの新規契約の場合は、申込時に加入オプション選択画面から「あんしんコントロール by i-フィルター」をチェックすればオプションとして契約できます。(その後子供のスマホへ導入設定が必要)
既に楽天モバイルを使っている場合には、楽天モバイルのマイページ(my 楽天モバイル)から「契約プラン」>「オプションサービスの追加・解約」>「あんしんコントロール by i-フィルター」をONにして「変更する」でオプションに加入することができます。(導入手順は楽天モバイル公式ページで解説有↓)
参考:あんしんコントロール by i-フィルター(お申し込み方法・ご利用方法)
楽天モバイルは未成年(18歳未満)でも本人名義で契約可能
そもそも「楽天モバイルで未成年でもスマホを契約できるのか」ですが、18歳未満の未成年でも本人名義で楽天モバイルを契約可能です。
現在18歳以上の場合、2022年4月より民法改正で成人年齢が20歳から18歳まで引き下げられた=成人しているので楽天モバイルで普通に本人名義で契約可能です。ここは問題ないでしょう。
現在18歳未満の未成年の場合、選択肢が2つあります。
➁未成年の子供が本人名義で契約するパターン
の2通りの契約から選択可能です。
➀の「保護者が契約し、未成年の子供を利用者として登録して使うパターン」は以下のように、契約者とは別に利用者登録して使う分には年齢制限はないので、子供にスマホを持たせる場合には一般的な契約方法だと思います↓
➁は、楽天モバイルの場合、未成年でも保護者(法定代理人)の同意書を提出することで本人名義で契約することが可能です。
楽天モバイルでの契約者の年齢と契約方法をまとめると以下の表の通りです↓
【年齢と本人名義契約の可否一覧表】
年齢 | 本人名義での契約 | 保護者名義で契約<br+子供は利用者登録 |
18歳以上 | 〇(成人しているので本人名義で契約可能) | 〇 年齢に関わらず可能(➀パターン) |
18歳未満 (未成年) |
〇「法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書」を提出すれば楽天モバイルショップ(店頭)でもウェブからでも本人名義で契約可能(➁パターン) |
他のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)では未成年の本人名義での契約は12歳以上となっていますが、楽天モバイルでは年齢の下限はなく、店頭でもウェブからでも「法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書」を提出できれば本人名義で契約が可能です。
Q.18歳未満の契約方法を知りたい
A.18歳未満の方がご契約する場合、「法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書」をご提出いただくことで、お近くの楽天モバイルショップ及びWeb上でのお申し込みが可能です。
18歳未満の未成年の本人名義契約の具体的な手順は、楽天モバイル公式ページで詳しく記載されているのでここでは説明を割愛します。(以下ページを参考にどうぞ↓)
参考:未成年のお客様がご利用になる場合のお申し込みの流れ (楽天モバイル公式サイト)
全国の楽天モバイルショップの店頭でもサポートが受けられる
最近では格安SIMを筆頭に、ドコモauソフトバンク以外で安い通信会社もかなり増えてきて選択肢も多くて助かりますね。
ただ、サポート面ではやはり「オンライン限定」よりも実際に店舗で対応してくれる方が安心感があると思います。
楽天モバイルの場合、街中の楽天モバイルショップ(実店舗)で申込やサポート対応をしてくれるので、スマホデビューなどをオンラインで完結できるか不安な人にも嬉しいです。
Rakutenオリジナル製品の故障受付
あんしん操作サポート(550円/月)
データ移行サポート(1,100円〜2,200円/回)
保護フィルム貼り付け(1,100円/回)
ガラスコーティング(4,400円/回)
お近くの楽天モバイルショップ店舗は以下から検索できるので、オンラインでの申し込みより直接派の方は来店予約してみてはいかがでしょうか。
その他にも楽天モバイルが子供のスマホに向いている理由は結構あります↓
15~25歳限定で使える楽天の学割『楽天学割』がある
料金プラン「Rakuten UNLIMIT Ⅶ」が従量制&そのステップでも最安級
学生に絶大な人気を誇るiPhoneが4キャリア中最安で購入できる
詳しくは以下のページで詳しく解説しているので参考にしてみて下さい↓


