
でもキッズ携帯ってLINEって使えるの?




ただ2023年にドコモとauで発売したキッズ携帯であれば、LINEより安全な「+メッセージ」アプリが搭載されているので、保護者のスマホにもアプリを入れればトークや無料通話が可能になりました↓💡
\ ドコモのキッズケータイKY-41C↓ /
\ auのマモリーノ6↓ /
キッズ携帯(キッズケータイ)ではLINEは使えない
小学校入学以降、子供が一人で出歩ける年齢になってくると目が届かない時間が増えて保護者としても不安になりますよね。
防犯&連絡用にキッズ携帯(キッズケータイ)を持たせるか検討している保護者の方も多いと思いますが、結論から述べると2025年現在キッズ携帯ではLINEは使えません。(LINE以外の連絡手段はあります)
現行のドコモauSoftbankのキッズではLINEは非対応(使えない)
キッズ携帯と言えば、通話やメール機能の他に、「防犯ブザー」「GPS居場所検索」などの機能が付いている定番の防犯・見守り端末ですよね。
2025年現在、キッズ携帯はドコモ、au、Softbankで以下の機種が販売されていますが、いずれのキッズ携帯機種にもLINE機能は搭載されていません(LINE非対応)。
通信会社 | キッズ携帯の機種名 | 見た目 |
ドコモ | キッズケータイ KY-41C ・2023年2月24日発売 ・定価:22,000円 製品ページ | ![]() ![]() ![]() |
キッズケータイ SH-03M ・2020年1月発売 ・定価:14,256円 製品ページ | ![]() ![]() ![]() | |
キッズケータイ コンパクト SK-41D ・2024年7月発売 ・定価:28,930円 製品ページ | ![]() ![]() ![]() | |
au | マモリーノ6 ・2023年2月発売 ・定価:22,000円 製品ページ | ![]() ![]() ![]() |
マモリーノ5 ・2019年2月発売 ・定価:11,000円 製品ページ | ![]() ![]() ![]() | |
Softbank | キッズフォン3 ・2023年1月発売 ・定価:20,880円 製品ページ | ![]() ![]() ![]() |
キッズフォン2 ・2020年1月発売 ・定価:18,000円 製品ページ | ![]() ![]() ![]() |
- キッズケータイ KY-41C(ドコモ):×LINE非対応
- キッズケータイ SH-03M(ドコモ):×LINE非対応
- マモリーノ6(au):×LINE非対応
- マモリーノ5(au):×LINE非対応
- キッズフォン3(Softbank):×LINE非対応
- キッズフォン2(Softbank):×LINE非対応
キッズ携帯はスマートフォンではない(iOSやAndroid OSが搭載されていない)ので、アプリストアなどからのアプリ追加機能がありません。
なので、定番の連絡ツール「LINEアプリ」も3キャリアのキッズケータイでは使う事ができないんですね。
LINEアプリの推奨年齢は12歳以上に上がっている=小学生は非推奨&注意点も
キッズ携帯にLINEが搭載されない理由としては、実はLINEアプリの推奨年齢はAppストアでは2019年に12歳以上に引き上げられていたりと小学生には非推奨の部分があるからでしょう。
別ページでも詳しく解説していますが、低年齢の子供にはLINEアプリは以下のようにリスクがあります↓
- VOOM機能でショート動画をずっと見てしまう
- 子供に不適切な広告が表示される
- LINEアプリからウェブページにアクセスできてしまう(フィルタリング無効)
- 不特定多数と簡単に繋がれてしまう



そんな理由からキッズ携帯を販売しているドコモ、au、Softbankでは、オフィシャルに主に非推奨年齢が使うキッズ携帯にLINEを搭載しにくいところがあるのでしょう。
LINEの代わりに安全なメッセージアプリ「+メッセージ(プラメ)」が搭載されている
とは言え、「手軽に親子でメッセージをやり取りしたい」というニーズも多いので、2023年に発売されたキッズ携帯からは、LINEの代わりに「+メッセージ」というLINE風に無料通話やトークだけが可能な連絡アプリが搭載されました。
なので、保護者側のスマホに「+メッセージ」アプリを入れれば親子の連絡専用で使うことが出来るようになっているので、「子供(キッズ携帯)と親子でメッセージ&無料通話が使いたい」ということなら、問題なくドコモ、auキッズケータイ機種の「+メッセージ」で可能なのでご安心を。(ソフトバンクの2023年発売のキッズフォン3には+メッセージは非搭載)
\ ドコモのキッズケータイKY-41C↓ /
\ auのマモリーノ6↓ /
ドコモの「キッズケータイ KY-41C」とauの「マモリーノ6」の見守り機能や料金面、注意点などは以下のページで詳しく解説していますので、是非参考にしてみて下さい↓






LINEを使いたいならキッズスマホしかない
「いや、+メッセージでのやり取りじゃなくて、LINEそのものが使いたい。LINEじゃなきゃダメなんだ。」
という事であれば、前述の通りキッズ携帯ではLINEを使うことが物理的に不可能なので、スマホを持たせるしか選択肢はありません。
一般向けスマホで安心フィルター等を設定すればキッズスマホに&LINEも使える
「子供にスマホを持たせるのは心配」という保護者の方も多いと思いますが、現在「トーンモバイル」や「Hamic MIELS」などLINEも使える子供専用のスマホ(キッズスマホ)も登場しています。(トーンモバイルのキッズスマホ「TONE e22」は2024年2月で販売終了)
また、一般向けのスマホでもフィルタリングや「スクリーンタイム(iOSの場合)」や「Googleファミリーリンク(Android機種の場合)」を設定すれば、同じように安全なキッズスマホとして使う事が可能です。
キッズスマホとキッズ携帯の違い⇒防犯&連絡専用かどうか
そもそも「キッズ携帯」と「キッズスマホ」の違いについても曖昧な部分が多いと思うのでしっかり解説しておきましょう。
キッズ携帯とキッズスマホの違いを以下の表にまとめて比較してみましたが、最大の違いは「キッズ携帯ではネットやアプリが根本的に使えない」「防犯ブザーの有無」という点です↓
キッズスマホとキッズ携帯のできる事の比較表
できる事比較 | キッズ携帯 | キッズスマホ |
取扱い (通信会社) |
大手3キャリアでのみ取扱い ・ドコモ:キッズケータイシリーズ ・au:mamorinoシリーズ ・Softbank:キッズフォンシリーズ |
どこでも 一般スマホにフィルタリングアプリ等を入れればキッズスマホとして使える |
通話 | 事前登録した相手とだけ通話が可能 | 〇 (制限なく発信可能) |
操作方法 | タッチパネル | タッチパネル |
Eメール | × 不可 | 〇 可能 |
SMS | 〇 可能 | 〇 可能 |
カメラ | 〇 (直近で発売中のキッズ携帯には搭載) | 〇 搭載 |
インターネット | – (不可) | 〇 (可能) ※フィルタリングで制限可 |
アプリ追加 | – (不可) | 〇 各種ストアから追加 ※フィルタリングで制限可 |
LINEの利用 | – (不可) | 〇 (可能) ※フィルタリングで制限可 |
防犯ブザー | 〇 (ストラップが端末に付いている) | △ (アプリで追加することは可) |
GPS居場所検索 | 〇 (キャリアサービスに加入で可) ※保護者も同キャリアじゃないと使えない点には注意 |
〇 (可能) |
キッズスマホはつまるところ一般向けスマホ(Android OSやiOS)なのでネット検索でもアプリでも大人向けと変わらず自由に使う事ができますが、そこにフィルタリングや制限機能を使って子供の年齢に合わせて制限して使います。
なので年齢が上がったり保護者の許可があれば一部の制限を解除して使えるように設定することもできます。(もちろんLINEアプリを許可すればLINEも使えます)
対してキッズ携帯はネット検索機能もアプリストアへのアクセスもできない作りになっているので、根本的にこれらを使うことができません。
また機能面で唯一キッズ携帯がキッズスマホに勝っている点が「防犯ブザーが物理的に付いている」という点です。
もちろんキッズスマホでも「防犯ブザーアプリ」をインストールすれば使うことはできますが、万が一の場合にアプリを起動してブザーを鳴らす余裕があるかと言われると微妙なところでしょう。








対してキッズスマホは防犯ブザー以外はすべての機能を使うことも制限することもできるので、性能面ではキッズスマホの方がキッズ携帯よりも優れています。(大は小を兼ねる)




LINEが使えるお勧めのキッズスマホ
という事で、LINEを使いたい場合に必須となるキッズスマホでお勧めの機種+通信会社ですが、安全性を一番に重視するのであれば以下の「トーンモバイル」と「ハミック」は子供専用に開発されたキッズスマホなので最もお勧めできます↓
お勧めのキッズスマホ:見守り機能No1!キッズスマホのパイオニア『トーンモバイル』
最近では学生のスマホ所有率も過去最高に高く”小中学生でもスマホは当たり前”の時代です。
しかし、スマホ所有率の増加に伴って子供のスマホ利用時間も過去最高となっており、子供とスマホ依存症は切っても切れない関係となっています。
そんな時代だからこそ保護側での子供のスマホの管理・制限が重要度が増しており、子供向けのスマホ・キッズスマホとして定評のある『トーンモバイル (ドコモ回線の格安SIM)』を検討する家庭も多いです。
トーンモバイルは聞き慣れない方もいるかもしれませんが、「子ども・学生用」に特化した格安SIMとして定評があり、その安全面から東京都や「全国子ども会連合会」から推奨され、2022年からドコモショップでも取扱いされるほどです。(過去に女性誌「VERY」でも特集されていました)
特にトーンモバイルの真骨頂は「TONEファミリー」と呼ばれるペアレンタルコントロール機能で、子供のスマホのトラブルを未然に防止する様々な機能が利用できるのが最大の強みでしょう↓
更に2024年2月から、この「トーンファミリー」が使えるiPhone用とAndroid用のSIMカードが登場しており、手元のiPhoneやAndroidに差すだけで安全な「お下がりスマホ」が月額1,100円で使えるので、小学生~中学生の子供に持たせるスマホとして人気があります。
- 子供向け管理制限機能の真骨頂「トーンファミリー」が優秀
- ずっと変わらない低価格:月額プラン料金1,100円に必要な分だけギガを買う形式で無駄がない
- 通信速度が中速であるが故に、子供のスマホ依存症を防止できる
\ 安くて安心🎵 特に小学生に向いています↓ /
トーンモバイルのキッズスマホに関する詳細は以下のページで解説しているので参考にしてみて下さい↓



お勧めのキッズスマホ:防犯ブザー付きのキッズスマホ『Hamic MIELS (はみっくミエルス)』
続いてはHamic(はみっく)ブランドが販売しているキッズスマホ『Hamic MIELS(はみっくミエルス)』です。
こちらはAndroid搭載のキッズスマホでありながら防犯ブザーのストラップがついているのが最大の特長で、子供に初めて持たせる”ファーストスマホ”というキャッチフレーズになっています。
キッズ携帯と違って中身はAndroid搭載なのでGooglePlayでアプリをインストールしたり、インターネットにもアクセスできるので「Googleファミリーリンク」を使って各機能を制限する形になります。
「はみっくポケットL」はキッズ携帯寄り&「はみっくミエルス」はキッズスマホ寄り
特にHamicシリーズの機種では『Hamic POCKET L(はみっくポケットL)』が有名ですが、はみっくポケットの方はキッズスマホとキッズ携帯の中間のような立ち位置です。(Hamic公式ではスマホの前に持たせる”プレスマホ”という位置付け)
(↓写真左がHamic POCKET L / 右がHamic MIELS)
ただ、ハミックポケットLの方は画面も小さくゲームアプリを起動するのも厳しいスペックなので、対象年齢は6歳~小学校低~中学年までです。(高学年~中学生になって使い続けるのは厳しいので”キッズ携帯”に近い)
「はみっくポケットL」は使える機能としては連絡と居場所確認、防犯ブザーなのでキッズ携帯に近いです。対して「はみっくミエルス」はしっかりとした防犯ブザー付きのキッズスマホなので、小学校高学年まで使っていけます。
「Hamic MIELS」や「Hamic POCKET L」の詳細や実際の使い心地は別ページで詳しく実機レビュー解説しているので、大手3キャリア以外のキッズ携帯を探している場合にはかなりお勧めできますので参考にどうぞ↓






- 数少ない防犯ブザーがついているキッズスマホ
- 端末代は29,700円(税込)とそこそこ
- Googleファミリーリンクでの機能制限や、「otta」によるGPS居場所確認、電池が切れても居場所が確認できる「MIELSシステム」搭載
大手キャリアや主要格安SIMを含めたキッズスマホ選びの基準&お勧め機種は以下ページで詳しく解説していますので、子供のスマホデビューを検討中の保護者の方は参考にどうぞ↓



お下がりスマホという選択肢も(端末代が節約可能)
キッズスマホとは言え、やはりスマホ+通信費を考えるとそこまで安い出費ではありませんよね。
特に端末の負担は大きく、キッズスマホと言えど2万円以上はしますし、最近ではキッズ携帯でも2万円以上まで価格が上がっています。
そんなときにもう1つの選択肢として、手元にある保護者のスマホを見守りスマホとしてリユースするという方法もある事を覚えておいて損はないでしょう。
「大人が使っていたスマホを子供に持たせて大丈夫なの?」と不安になる方もいるかもしれませんが、最近ではハードではなくソフト側で機能制限・ペアレンタルコントロールが行えます。
スマホを初期化して「スクリーンタイム」「Googleファミリーリンク」や「フィルタリングアプリ」の導入することで見守りスマホとして充分に使う事が可能なんですね。
「使わなくなった古いスマホを子供(家族)に譲る方法」や「見守りスマホを作る具体的な手順」は以下のページで画像付きで詳しく解説しているので、手元に使っていないスマホがある場合は端末代が節約できるので検討してみてはいかがでしょうか。






キッズ携帯の電話番号でLINEの認証をする方法
今回のケースとは大きく異なる話になりますが、「キッズ携帯を契約時の電話番号でLINEアカウントを作れないか」と考える人もいると思います。
こちらも結論から述べると、キッズ携帯を契約時に発行される電話番号ではLINEアカウントは作成は可能です。
具体的には、キッズ携帯とは別端末(他のスマホやタブレット)でLINEアカウント作成を行うことになりますが、その際にキッズ携帯の電話番号でアカウント作成に進むと、確認のためLINE側から送られてくる認証番号をメッセージ(ショートメール)を受信する必要があります。
しかしキッズ携帯は防犯のために事前に登録済の電話番号からしか受信できないシステムになっているので、認証番号が確認できない=LINEアカウントを作成できないんですね。
そこでキッズ携帯の端末側の設定から受信拒否(連絡先登録外)を一時的にオフに設定することで、LINEのアカウント作成で認証番号が受信できるようになります。
キッズ携帯で受信したLINEの認証番号を確認⇒LINEの初回認証をクリア後は、キッズ携帯の受信拒否設定をオンに戻すことをお忘れなく。