先に結論:2023年春にauで中学生&高校生にお勧め機種&プラン&割引と料金シミュレーション
長くなるので先に結論から述べると、2023年春時点でauで中学生・高校生に最もお勧めのスマホ機種と料金プランは以下の組み合わせとなります↓
スマホの機種: | iPhoneSE(第三世代) ※2022年3月発売モデル |
料金プラン: | スマホスタートプランライト5G (月容量4GB/月額2,453円プラン) |
学生向けの割引等: | 「auスマホ応援割U22」 (22歳以下限定でセット購入したスマホを10,080円値引) |
フィルタリング: | あんしんフィルターfor au(無料) + iPhone標準搭載の「スクリーンタイム」 |
auには22歳以下限定で加入できる割安プラン『スマホスタートプラン(月容量20GB)』と『スマホスタートプランライト(月容量4GB)』の2種類がある他、22歳以下限定で購入したスマホの端末代を10,120円割引する『auスマホ応援割U22』も使えます↓
【この組み合わせでの月額料金&3年間の総支出のシミュレーション】
スマホスタートプランライト5G (22歳以下限定プラン&月容量4GB) |
2,453 円/月 |
auPayお支払い割 | -187 円/月 |
スマホスタート1年割 (2024年3月まで毎月割引) |
-1,188 円/月 ×12か月 |
iPhone SE(第3世代)(64GB) (au定価70,935円) |
1,383 円/月 ×36か月 |
auスマホ応援割U22 (10,120円の端末値引) |
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auオンラインショップお得割 (11,000円の端末値引) |
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(合計月額) | 1~12か月目:月額 2,461 円 13~36か月目:月額 3,649 円 37か月目~:月額 2,266 円 |
(中学3年間の総費用) | 117,108円 |
特に学生に人気のスマホ機種=iPhoneを持ちたい場合、iPhoneSE(第三世代)は2022年春に発売された廉価版モデルなので高性能&ぶっちぎりで安いのでお勧めです。(在庫切れの可能性ありますが)
auで中高生のスマホデビューなら「スマホスタートプラン5G」+「auスマホ応援割U22」の組み合わせが最安
まずauの中学生や高校生のスマホ選びで最も重要な「料金プラン選び」から解説していきます。
auには複数の料金プランがありますが、22歳以下ならほぼ1択のレベルで中学生に最もお勧めなのが『スマホスタートプラン5G/4G』です。
この「スマホスタートプラン5G/4G」は22歳以下の人限定で加入できる若者限定割安プランとなっており、「月容量4GBプラン(ライト)」と「月容量20GBプラン(通常)」の2種類から選択可能です↓
auの若者向け料金プラン | 月額料金 | 月容量 |
「スマホスタートプランライト5G」 (22歳以下限定プラン) |
2,453 円/月 | 月容量:4 GB/月 「Prime Student」が1年間無料 |
「スマホスタートプラン5G」 (22歳以下限定プラン) |
4,103 円/月 | 月容量: 20GB/月 |
スマホスタートプラン5G/4G専用の割引「スマホスタート1年割」で最初の1年間は月額980円で使える
更に「スタートプラン5G/4G(20GB)」は22歳以下の場合、1年間月々1,650円割引するキャンペーン「スマホスタート応援割」も併用され、「スマホスタート1年割」「au PAY カードお支払い割」と併せて最初の1年間は月額980円(税込1,078円/月)で利用可能となっています↓
プラン名 | スマホスタートプラン5G/4G | スマホスタートプランライト5G/4G | |
月間データ容量 | 20GB | 4GB | |
月額プラン料金 | 4,103円/月 | 2,453円/月 | |
au PAY カードお支払い割 | -187円/月 | ||
スマホスタート1年割 | -1,188円/月 ×12か月 | ||
スマホスタート応援割 | -1,650円/月 ×12か月 | – | |
月額プラン料金 | 1~12か月目: | 2,728 円/月 ⇒月額980円(税抜) |
1,078 円/月 ⇒月額980円(税抜) |
13カ月目~ | 3,916 円/月 | 2,266 円/月 |
「スマホスタートプランライト5G」の場合は「スマホスタート応援割」だけの適用となり、1年目のプラン料金は同じく月額990円(税込1,078円)となります。
割引総額でも1万円を超えるので、結構ありがたい割引キャンペーンと言えるでしょう。
また、「スマホスタートプラン5G」(ライトじゃないプラン)の場合、「Prime Student」が1年間無料で使える特典も付与されています。
2023年春の学割に相当する「auスマホ応援割U22」は22歳以下限定でスマホ代が10,120円割引(~2023/6/30)
auの2024年春の学割キャンペーンは2023年12月頃に開催が予想されますので、情報が公開され次第このページに追記していきます
auでは2023年春の学割に相当する『auスマホ応援割U22』も実施されており、2023年5月末(予想)までの期間限定で22歳以下ならスマホの端末代金を最大10,120円割引してくれる割引キャンペーンとなっています。
公式:auスマホ応援割U22
「auスマホ応援割(U22)」について
特典内容: | 機種代金を10,120円割引 ※店舗の場合:機種代金から割引 ※au Online Shop購入の場合:後日au PAY残高で還元 |
適用条件: | 2022年12月1日時点で22歳以下の方が下記➀と➁の両方を満たすこと↓ ➀:以下いずれかでの申し込み ・新規契約 ・他社からauへの乗りかえ(MNP) ・au利用者の機種変更(12カ月以上利用の場合) ・機種のみ購入 ➁「スマホトクするプログラム」で対象機種を購入すること |
実施期間: | 2022年12月1日~終了日未定(例年の学割キャンペーンの終了日から5月31日終了の可能性が高い) |
対象機種: | iPhoneシリーズ ・iPhone 14 Pro Max/iPhone 14 Pro/iPhone 14/iPhone 14 Plus ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 13 Pro Max/iPhone 13 Pro/iPhone 13/iPhone 13 mini ・iPhone 12 Pro Max/iPhone 12 Pro/iPhone 12/iPhone 12 mini Android機種 |
終了日はau公式ページでそのうち公開されると思いますが、例年のauの春の学割キャンペーンは全て5月31日に終了しているので、今年の「auスマホ応援割U22」の端末割引も2023年5月31日終了の可能性が高いです。⇒追記2023年6月30日まで延長開催となっています。
またau内で販売されている大半の機種が割引対象となっているので、22歳以下ならスマホデビューでも機種変更でも使える良キャンペーンとなっています。
auで中学生・高校生の子供に持たせるスマホ機種の選び方
続いては中学生や高校生がauでスマホデビュー時に購入するスマホの機種選びのポイントについて解説していきます💡
現在はauにはキッズスマホ(子供向けに専用開発されたスマホ)はない⇒「一般向けスマホ」+「あんしんフィルターfor au」
また数年前まではauで『miraie f (ミライエ フォルテ)』と呼ばれる子供向けの機種(キッズスマホ)を販売していましたが、現在は販売を終了しておりauに「子供向けのスマホ」という機種は存在しません。
現在auでは18歳未満の未成年にスマホを提供する場合には、一般向けのスマホに『あんしんフィルター for au』というフィルタリングサービスを無料提供しているので、一般向けのスマホに入れて提供しています。
最新の小中高校生のスマホ所有率&利用時間は過去最高に⇒スマホ依存症やスマホトラブルのリスクも大
そして2023年最新の統計調査結果(2022年時点)によると、小学生、中学生、高校生のスマホ所有率と利用時間が以下のように右肩上がりで増加しており過去最高となっています↓
【学年別(小中高校生)のスマホ所有率とスマホ利用時間(2022年時点)】
学年 | 小学生(10歳以上) | 中学生 | 高校生 |
スマホ所有率 | 59.5% | 86.6% | 97.3% |
1日の平均スマホ利用時間 | 213.7分/日 (3時間34分) |
277分/日 (4時間37分) |
345分/日 (5時間45分) |
情報源:令和4年度 ⻘少年のインターネット利⽤環境実態調査 (内閣府)
小学校高学年でも平均で1日3時間半、中学生は1日平均4時間半、高校生は1日平均5時間半もスマホを使っているという実態になっており、スマホに接する時間が直近5年で急激に長くなっている事から「スマホ依存症」や「スマホのトラブル」などのリスクも高いです。



そんな背景もあって、現在は18歳未満の未成年のスマホにフィルタリングを導入することは法律で義務となっています↓
「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」
(関係事業者の責務)
第五条 青少年のインターネットの利用に関係する事業を行う者は、その事業の特性に応じ、青少年がインターネットを利用して青少年有害情報の閲覧をする機会をできるだけ少なくするための措置を講ずるとともに、青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得に資するための措置を講ずるよう努めるものとする。(保護者の責務)
第六条 保護者は、インターネットにおいて青少年有害情報が多く流通していることを認識し、自らの教育方針及び青少年の発達段階に応じ、その保護する青少年について、インターネットの利用の状況を適切に把握するとともに、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの利用その他の方法によりインターネットの利用を適切に管理し、及びその青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得の促進に努めるものとする。
2 保護者は、携帯電話端末等からのインターネットの利用が不適切に行われた場合には、青少年の売春、犯罪の被害、いじめ等様々な問題が生じることに特に留意するものとする。
auで無料で使えるフィルタリングアプリ『あんしんフィルター for au』
auを含む大手3キャリアでは18歳未満のスマホに無料で「あんしんフィルター」を導入しています。(義務)
「あんしんフィルター for au」では、学年別に不適切なウェブサイトをブロックする「ウェブフィルタリング」の他に、アプリ毎に利用時間を制限(アプリフィルタリング)することなどもできます。
ウーリーに学ぶ!あんしんフィルター (Android編)
ただしiPhoneの場合は「あんしんフィルターfor au」の一部の機能が利用できないので、後述するiOS標準搭載の「スクリーンタイム」と併用しましょう。
iPhoneなら標準搭載されている「スクリーンタイム」でも制限可能
iPhoneの場合はAndroidよりもセキュリティが厳しい関係で、「あんしんフィルターfor au」など外部のペアレンタルコントロールアプリでできる事が少ないですが、その分iPhoneに標準搭載されている「スクリーンタイム」で制限や管理をする事ができます。
参考:iPhone、iPad、iPod touch でスクリーンタイムを使う (Apple公式)
やっぱり学生にはiPhoneが人気:iPhoneとAndroidの所有率
特に中学生や高校生の子供のスマホデビューで迷うのが、「iPhoneとAndroidどっちにすればいいのか」という点でしょう。
12~18歳の中学生と高校生の男女を対象にした統計調査によると、iPhoneとAndroidのシェアはどの学年・性別でもiPhoneの方が多いという結果が出ています↓
【中学生・高校生が利用しているスマートフォンの割合 (性別・学生区分別)】
利用しているスマホの割合 | iPhone | android | |
中学生 | 男子 | 50.0% | 43.8% |
女子 | 73.7% | 20.5% | |
高校生 | 男子 | 67.2% | 31,4% |
女子 | 84.9% | 13.8% |
特に学年が上がるほど・男子よりも女子の方がiPhone所有率が高いので、その辺も参考にしながらスマホ機種を選んでみてもいいかもしれません。
auで中学生&高校生向けにお勧めのスマホの機種3選(iPhone編)
という事で、実際にauで中学生や高校生向けにお勧めできるスマホ機種を「iPhone」と「Android」に分けてみていきます↓
中高生にお勧めスマホ機種➀:iPhoneSE(第三世代)
学生に特に人気のiPhoneですが、最近では軒並み定価10万円以上する高級端末です。
そんな中iPhoneSE(第三世代)は2022年3月に発売された廉価版モデルのSE(スーパーエディション)で、本体定価は73,370円と他の最新モデルに比べて半額近くまで安いので学生のスマホデビューには最もお勧めの機種です。
また安いですが、処理能力を司るCPU部分のチップはiPhone13シリーズと同じA15Bionicチップを搭載しているので、ミニサイズのiPhone13といった感じです。
・CPUはiPhone13シリーズと同じA15Bionicチップを搭載
・ホームボタンがあり小型で持ち歩きやすい
・本体定価:70,935円(税込)
中高生にお勧めのスマホ機種➁:iPhone14
続いて学生にお勧めできるのが、iPhoneシリーズの2023年発売最新モデル「iPhone14」です。
最新モデルなので最高スペックと機能を搭載しているのもそうですが、一番新しいモデルなのでより長く何年も最前線で使うことができる点も評価できます。
2023年春には新色のイエローが発売されている他、iPhone14には画面が大きい「iPhone14 Plus」もあるのでスマホで動画を視聴するのにもピッタリですし画面が大きいので視力低下も他よりし難いかもしれません。
・画面が大きいiPhone14 Plusもある
・本体定価:140,640円(税込)
中高生にお勧めのスマホ機種➂:認定中古iPhone(リユース)という選択肢も
直近ではauで販売されているiPhoneはSE(第三世代)以外は軒並み10万円以上する高級スマホです。
特に2022年7月には円安の影響でiPhoneを含むApple製品は10~20%程値上げされたこともあって、「iPhoneは使いたいけど高くてちょっと」というケースも増えています。
そんなニーズもあって現在auでは、「au Certified」と呼ばれるリユースiPhoneを格安で販売しています。
「au Certified」のリユースiPhoneは下取りプログラムやアップグレードプログラムなどで回収したスマホの中から厳選した状態の良いものを検査・初期化してリユース品として販売しています。
なので補償サービスに加入できるなど状態もよく安心して購入できるのと何より圧倒的に安いです。
在庫が限られているので以下のau公式ページからau Certifiedの認定中古iPhoneの価格や在庫状況を確認してみて下さい↓
auで中学生&高校生向けにお勧めのスマホの機種3選(Android編)
続いてはAndroid機種で学生のスマホデビュー向けの機種を紹介します↓
中高生にお勧めのスマホ機種➃:Galaxy A23 5G
ある程度価格を抑えて使いやすさ重視のAndroidスマホを買うなら『Galaxy A23 5G』でしょう。
新品のスマホがauの定価で3万円台(から各種端末値引も)という価格で購入できるのはiPhoneには真似できないコスパと言えるでしょう。
またサムスン公式ページにも記載されているように、「はじめてのスマホ」を想定した機能「かんたんモード」が搭載されているのも特長です。
「かんたんモード」では、大きい文字とアイコン、コントラストが変更され、見やすくわかりやすいのでスマホの操作を覚えやすいです。
中高生にお勧めのスマホ機種➄:GooglePixel 7
続いてiPhone以外(Android機種)でおすすめなのが「Google Pixel 7(グーグルピクセル7)」です。
“Googleのスマホ”というキャッチで有名なGooglePixelシリーズですが、Google Pixel 7は2022年10月発売の最新機種です。
本体価格からも分かる通り「Google Pixel 7」はAndroid機種の中でもハイスペックスマホの位置付けで、高性能カメラや長時間駆動バッテリーなどを搭載した高性能なAndroid機種です。
・バッテリー長持ち(4355mAh)
・写真も動画も最高レベルにキレイに撮れる
・CPUは最新「Google Tensor G2」チップ搭載
・auでの本体定価: 87,310 円(税込)
・2022年10月13日 発売モデル
・メーカー:Googleストア製品ページ
中高生にお勧めのスマホ機種➅:Xperia Ace Ⅲ
Xperiaと言えばSony製の国産スマホとしても根強い人気がありますが、中でも「XperiaAce Ⅲ」はお手頃な価格設定なのも嬉しいです。
また耐久性も高くバッテリーの持ちも良いので、1日が多忙でスマホを酷使する学生には特にお勧めできる1台です。
auは中学生以上なら本人名義での契約も可能
一般的に中学生や高校生のスマホを契約する場合、保護者が契約して中学生の子供を利用者登録する形が多いと思います。
ただ、auの場合中学生以上(12歳以上)であれば本人名義で契約することも可能となっています。
参考:未成年者名義で新規契約の手続きをするのに何が必要ですか? (au公式サポート)
ただし親権者の同意書などが必要な他、オンラインショップでは18歳以上(成人)でしか本人名義契約はできない=12歳~17歳の本人名義契約は店頭申込のみとなっています。
【年齢と本人名義契約の可否一覧表】
年齢 | 本人名義での契約 | 保護者名義で契約 +子供は利用者登録 |
18歳以上(成人) | 〇 成人しているので本人名義で契約可能 | 〇 年齢に関わらず可能 |
12歳~17歳(中学生以上) | 〇 auショップ(店頭)のみ親権者同伴の来店で可能 (オンライン申し込みでは付加) |
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小学生以下 | × (不可) |
多くの場合どちらでも問題はないと思いますが、一応中学生以上であれば店舗限定で本人名義契約も選択肢として可能となっています。