2023年最新ドコモで中学生&高校生にお勧めのスマホ&選び方⇒U15スマホデビュープラン&学割

目次

先に結論:2023春ドコモで中学生&高校生にお勧め機種&プラン&割引と料金シミュレーション

結論から述べると、2023年春時点でドコモで中高生向けのスマホ機種と料金プランは以下の組み合わせが最もお勧めです。

ドコモで学生に最もお勧めの組み合わせ「スマホ機種:iPhoneSE(第三世代)」&料金プラン「U15はじめてスマホプラン」

スマホの機種: iPhoneSE(第三世代)
料金プラン: U15はじめてスマホプラン(5GB)
フィルタリング: あんしんフィルターforドコモ(無料)
+ iPhone標準搭載の「スクリーンタイム」

ドコモで15歳以下の子供が新品iPhoneを持つ場合であれば、最も安くて現実的な「料金プラン」と「スマホ機種」の組み合わせだと思います。

また、ドコモでiPhoneSE(第三世代/64GB)を購入し、U15はじめてスマホプラン(5GB)時の月額料金は以下の内訳になります↓

料金プラン「U15はじめてスマホプラン(5GB)」 1,815 円/月
dカードお支払割 -187 円/月
U15ポイント特典:最大12,000dポイント -500 dポイント/月×12か月
(合計6,000 dポイント)
スマホ代:iPhoneSE(第三世代/64GB) 2,038 円/月×36か月
(定価:73,370円)
(合計月額) 1~12か月目:月額 3,166円
13~36か月目:月額 3,666円
37か月目~:月額 1,628円
中学3年間の総費用 125,978円

特にスマホ機種でiPhoneを持ちたい場合、iPhoneSE(第三世代)は2022年春に発売された廉価版モデルなので高性能&ぶっちぎりで安いのでお勧めです。(在庫切れの可能性ありますが)

まずは、実際にドコモの公式ページで選択式で料金シミュレーションができるので、各自確認してみて下さい↓

中学生や高校生(15歳以下)ならドコモの2023年春の学割『ドコモ青春割U22』よりも『U15はじめてスマホプラン』がお勧め

まずドコモの学生のスマホ選びで最も重要「料金プラン選び」から解説していきます。

ドコモには複数の料金プランがありますが、ほぼ1択のレベルで中学生に最もお勧めなのが『U15はじめてスマホプラン』です。

U15はじめてスマホプラン_1

「U15はじめてスマホプラン」は”アンダー15″という名前の通り15歳以下だけが契約できる非常にリーズナブルな料金プランとなっており、月容量5GBか10GBの2種類のプランから選ぶことができます↓ (高校生1年生でも申込時点で15歳以下なら加入可能)

【U15はじめてスマホプランで選べる2種類のプラン】

U15はじめてスマホプラン2種類 月額プラン料金 月容量(ギガ)
はじめてスマホプラン(5GB) 1,815円/月 5GB/月
+5分までかけ放題付
はじめてスマホプラン(10GB) 2,695円/月 10GB/月
+5分までかけ放題付

ドコモの無制限プラン『ギガホプレミア5G』が月額7,315円することを考えると、この安さが分かると思います。

格安SIMレベルに安い料金プランがドコモでも15歳以下限定で使えるのは、学生の特権と言っていいでしょう。

公式:U15はじめてスマホプラン

ドコモの15歳以下限定の「U15はじめてスマホプラン」の詳細

ドコモの「U15はじめてスマホプラン」は名前の通り15歳以下限定で申し込みができる割安料金プラン(終了日は未定)となっており、ドコモに「新規契約」「他社からドコモへの乗り換え(MNP)」機種変更でも加入可能です。

また年齢制限の「15歳以下」の判定ですが、申込時点で子供の年齢が15歳以下であれば問題なく、申込後に16歳になっても問題なく継続利用が可能です。

【U15はじめてスマホプランのポイント】
・「U15はじめてスマホプラン」は申込時点でドコモに登録する方(子ども)が15歳以下なら契約可能
・申込時には必要書類:15歳以下の利用者の「本人確認書類」「親権者の同意書」「親権者の本人確認書類」
・申込時点で15歳以下であれば良いので、申込後は何歳まででも利用可能
・学割に相当する「ドコモ青春割U22」と違って終了日は決まっていない(今のところ終了日未定と記載されている)
・「U15はじめてスマホプラン」の注意点:19歳になると使えるギガが減る↓
・ドコモの「ファミリー割引」対象プランなので、保護者がドコモだと通話料が無料に

また1点だけ注意点があり、ギガ容量が5GB/10GBで使えるのは18歳までとなっており、19歳になるとそれぞれギガ容量が1GB/2GBまで減ってしまいます。

とは言えギガ容量が減るのは最低でも3年以上後の話なので、その時までには何かしらのプラン変更や乗り換えなどを行っている可能性が高いのでそこまで気にする必要がないとは思います。

登録されている利用者が満19歳を迎えた場合、翌月以降の利用可能データ量が5GBプランは1GB/月、10GBプランは2GB/月になります。データ容量超過後は当月末日までの通信速度が最大128kbpsとなります。

詳細はドコモの「U15はじめてスマホプラン」の提供条件書(PDF)にも記載されています。

参考:提供条件書「U15 はじめてスマホプラン」(PDF)

ドコモの2023年春の学割に相当する『ドコモ青春割U22』は月額7千円超の無制限プランの契約が前提

追記:2023年春の学割に相当する「ドコモ青春割U22」は2023年4月2日に終了しています。

対してドコモで子供向けスマホと言えば「学割」を期待する人も多いと思いますが、2023年春のドコモの学割に相当する『ドコモ青春割』は、データ無制限の『ギガホプレミア5G (月額7,315円のプラン)』を3か月間3,839円割引するという内容になっています。(合計割引額:11、517円)

ドコモ青春割U22
公式:ドコモ青春割U22 (ドコモ公式)

青春割の割引額こそ高いものの、割引の前提となる無制限料金プラン「ギガホプレミア」が月額7,315円と割高なので、正直あまりお勧めできません。(子どもが動画やオンラインゲームでガンガンギガを使う場合はあり)

ドコモの料金プラン

ドコモの料金プランだけ並べていても、やはり「U15はじめてスマホプラン」のコスパが優れているのがよく分かると思います。

ドコモの料金プラン名 月額プラン料金 月ギガ容量
5G ギガホプレミア
【ドコモ青春割の対象プラン】
月額7,315円
(月3GB未満の場合は-1,650円)
無制限
5Gギガライト 0~1GB:月額2,178円
1~3GB:月額2,728円
3~5GB:月額3,278円
5~7GB:月額4,378円
『U15はじめてスマホプラン(5GB)』 月額1,815円 5GB/月
『U15はじめてスマホプラン(5GB)』 月額2,695円 10GB/月

 

ドコモの中学生&高校生向けにお勧めのスマホの機種3選

続いてドコモで中学生や高校生のスマホデビューでおすすめの機種ですが、2023年時点では以下の機種がお勧めです↓

中高生にお勧めスマホ機種 No1:iPhoneSE(第三世代)

★iPhoneSE(第三世代)

学生に特に人気のiPhoneですが、最近では軒並み定価10万円以上する高級端末です。

そんな中iPhoneSE(第三世代)は2022年3月に発売された廉価版モデルのSE(スーパーエディション)で、本体定価は73,370円と他の最新モデルに比べて半額近くまで安いので学生のスマホデビューには最もお勧めの機種です。

また安いですが、処理能力を司るCPU部分のチップはiPhone13シリーズと同じA15Bionicチップを搭載しているので、ミニサイズのiPhone13といった感じです。

【iPhoneSE(第三世代)の特長】
・最新iPhoneの中でも特に安く購入できる(2022年3月発売モデル)
・CPUはiPhone13シリーズと同じA15Bionicチップを搭載
・ホームボタンがあり小型で持ち歩きやすい
・本体定価:73,370円(税込)

中高生にお勧めのスマホ機種 No2:iPhone14

★iPhone14

続いて学生にお勧めできるのが、iPhoneシリーズの2023年発売最新モデル「iPhone14」です。

最新モデルなので最高スペックと機能を搭載しているのもそうですが、一番新しいモデルなのでより長く何年も最前線で使うことができる点も評価できます。

2023年春には新色のイエローが発売されている他、iPhone14には画面が大きい「iPhone14 Plus」もあるのでスマホで動画を視聴するのにもピッタリですし画面が大きいので視力低下も他よりし難いかもしれません。

【iPhone14の特長】
・2023年秋発売の最新機種のiPhoneモデル
・画面が大きいiPhone14 Plusもある
・本体定価:138,930円(税込)

中高生にお勧めのスマホ機種 No3:Xperia 10 IV

★Xperia10 Ⅳ

iPhone以外(Android機種)でおすすめなのが「Xperia 10 IV」です。

Xperiaと言えばSony製の国産スマホとしても根強い人気がありますが、中でも「Xperia 10 IV」はミドルスペックでお手頃な価格設定なのも嬉しいです。

また耐久性も高くバッテリーの持ちも良いので、1日が多忙でスマホを酷使する学生には特にお勧めできる1台です。

【Xperia 10 IVの特長】
・国産Sony製のAndroidスマホ
・ミドルスペックでお手頃な価格:定価:64,152円(税込)
・バッテリー長持ち&耐久性も◎

【参考資料】中学生&高校生のスマホ所有率と定番機種:iPhone/Androidどっちがいい?

特に中学生や高校生のスマホデビューで迷うのが、「iPhoneとAndroidどっちにすればいいのか」という点でしょう。

iPhone-VS-Android

12~18歳の中学生と高校生の男女を対象にした統計調査によると、iPhoneとAndroidのシェアはどの学年・性別でもiPhoneの方が多いという結果が出ています↓

【中学生・高校生が利用しているスマートフォンの割合 (性別・学生区分別)】

利用しているスマホの割合 iPhone android
中学生 男子 50.0% 43.8%
女子 73.7% 20.5%
高校生 男子 67.2% 31,4%
女子 84.9% 13.8%

特に学年が上がるほど・男子よりも女子の方がiPhone所有率が高いので、その辺も参考にしながらスマホ機種を選んでみてもいいかもしれません。

現在ドコモで子供専用のスマホ(キッズスマホ)は販売していない⇒一般スマホ+あんしんフィルターで提供

また数年前まではドコモで『スマートフォン for ジュニア』と呼ばれる子供向けの機種(キッズスマホ)を販売していましたが、現在は販売を終了しておりドコモに「子供向けのスマホ」という機種は存在しません。

ドコモのキッズスマホ「スマホートフォンforジュニア」もauのキッズスマホ「miraie-f(ミライエフォルテ)」も現在は販売終了

現在ドコモでは18歳未満の未成年にスマホを提供する場合には、一般向けのスマホに『あんしんフィルター for ドコモ』というフィルタリングサービスを無料提供しているので、スマホに入れて提供しています。

一般スマホ+あんしんフィルター

最新の小中高校生のスマホ所有率&利用時間は過去最高に⇒スマホ依存症やスマホトラブルのリスクも大

そして2023年最新の統計調査結果(2022年時点)によると、小学生、中学生、高校生のスマホ所有率と利用時間が以下のように右肩上がりで増加しており過去最高となっています↓

【学年別(小中高校生)のスマホ所有率とスマホ利用時間(2022年時点)】

学年 小学生(10歳以上) 中学生 高校生
スマホ所有率 59.5% 86.6% 97.3%
1日の平均スマホ利用時間 213.7分/日
(3時間34分)
277分/日
(4時間37分)
345分/日
(5時間45分)

情報源:令和4年度 ⻘少年のインターネット利⽤環境実態調査 (内閣府)

小学校高学年でも平均で1日3時間半、中学生は1日平均4時間半、高校生は1日平均5時間半もスマホを使っているという実態になっており、スマホに接する時間が直近5年で急激に長くなっている事から「スマホ依存症」や「スマホのトラブル」などのリスクも高いです。

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そんな背景もあって、現在は18歳未満の未成年のスマホにフィルタリングを導入することは法律で義務となっています↓

「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」

(関係事業者の責務)
第五条 青少年のインターネットの利用に関係する事業を行う者は、その事業の特性に応じ、青少年がインターネットを利用して青少年有害情報の閲覧をする機会をできるだけ少なくするための措置を講ずるとともに、青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得に資するための措置を講ずるよう努めるものとする。

(保護者の責務)
第六条 保護者は、インターネットにおいて青少年有害情報が多く流通していることを認識し、自らの教育方針及び青少年の発達段階に応じ、その保護する青少年について、インターネットの利用の状況を適切に把握するとともに、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの利用その他の方法によりインターネットの利用を適切に管理し、及びその青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得の促進に努めるものとする。
2 保護者は、携帯電話端末等からのインターネットの利用が不適切に行われた場合には、青少年の売春、犯罪の被害、いじめ等様々な問題が生じることに特に留意するものとする。

ドコモで無料で使えるフィルタリングアプリ『あんしんフィルター for ドコモ』

ドコモを含む大手3キャリアでは18歳未満のスマホに無料で導入している「あんしんフィルター」は、学年別に不適切なウェブサイトをブロックする「ウェブフィルタリング」の他に、アプリ毎に利用時間を制限(アプリフィルタリング)することもできます。

ドコモの「あんしんフィルター for ドコモ」では、学年別に不適切なウェブサイトをブロックする「ウェブフィルタリング」の他に、アプリ毎に利用時間を制限(アプリフィルタリング)することなどもできます。

あんしんフィルター for docomoの説明図
公式:あんしんフィルター for ドコモ

またスマホがiPhone(iOS)なら標準搭載されている『スクリーンタイム』でもスマホ本体やアプリ毎に制限をかけることが可能ですし、Androidの場合なら『ファミリーリンク』で制限設定が可能です。

iPhone(iOS)標準搭載の制限&レポート機能「スクリーンタイム」

特に別ページでも詳しく解説していますが、2022年時点で中学生のスマホ利用時間が過去最長の1日平均4時間37分とスマホ依存症のリスクがさこ最高に高まっているので、保護者の方は子供のスマホにフィルタリング・制限設定は必須なのと、親子でスマホのルールを話し合って決めてみて下さい。

★学生のスマホ利用時間の1日平均の推移(学年別_2014~2022年)

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ドコモの場合中学生上なら本人名義での契約も可能

一般的に中学生や高校生の子供のスマホを契約する場合、保護者が契約して子供を利用者登録する形が多いと思います。

保護者が契約し子供を利用者登録すれば何歳からでも子供はスマホを利用可能

ただ、ドコモの場合中学生以上(12歳以上)であれば本人名義で契約することも可能となっています。

ただし親権者の同意書などが必要な他、オンラインショップでは18歳以上(成人)でしか本人名義契約はできない=店頭申込のみとなっています。

【年齢と本人名義契約の可否一覧表】

年齢 本人名義での契約 保護者名義で契約
+子供は利用者登録
18歳以上(成人) 〇 成人しているので本人名義で契約可能 〇 年齢に関わらず可能
12歳~17歳(中学生以上) 〇 ドコモショップ(店頭)のみ親権者同伴の来店で可能
(オンライン申し込みでは付加)
小学生以下 × (不可)

多くの場合どちらでも問題はないと思いますが、一応中学生以上であれば本人名義契約も選択肢として可能だという事です。

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