トーンモバイル見守りスマホ『TONE e22』スペックを徹底比較【実機レビュー】

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子供やシニア向けに定評のある格安SIM『トーンモバイル』ですが、「TONEスマホ」と呼ばれる専用のAndroid機種のセット購入が必須となっています。

今回はトーンモバイルのTONEスマホの2022年6月発売モデル『TONE e22』について性能面や実際に使ってみた感想などを解説していきます。

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トーンモバイルのオリジナルTONEスマホ『TONE e22』とは?

TONEモバイルのロゴ

「トーンモバイル」は格安SIMではありますが、『TONEスマホ』と呼ばれる自社で専用開発したオリジナルスマホをセット販売している事でも有名です。

現在のTONEスマホの最新機種は、2022年6月1日に『TONE e22』というオリジナルのAndroid機種が発売されているので、今回スペックや機能、2021年春発売の前機種『TONE e21』との比較などを詳しく見ていきます。

子供向けの格安SIMの「トーンモバイル」のオリジナルAndroidスマホ機種「TONE e22」

先にトーンモバイルの専用TONEスマホ『TONE e22』(2022年モデル)の特長をまとめると以下の通りです↓

【トーンモバイルの「TONE e22」の特長まとめ】
端末価格が21,780円とかなりリーズナブル
トーンモバイルで今後展開予定の次世代サービスの実証プロジェクト「TONE Labo」が無料で試せる
スペックはAnTuTuベンチマークスコアで36万点台と平均↑くらい
ディスプレイは大きく薄い

本体価格は32.780円ですが、後述するトーンモバイルの次期サービス実証プロジェクト「TONE Labo」への加入(ほぼ無条件)で21,780円(税抜19,800円)に割引されます。(なので21,780円で買える)

昨今では最新iPhone14シリーズが最低価格12万円~と高騰している中、本体価格2万円のAndroidスマホとかなりリースナブルな価格設定なので、出費を抑えながら子供のスマホデビューできるのは有難いです。

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「TONE e22」からトーンモバイルの実証プロジェクト『TONE Labo』に参加可能

先述したように「トーンモバイル」という格安SIMでは最新のサービスのリリースを今後予定しており、TONE e22利用者はそれらをいち早く利用できるプロジェクト『TONE Labo (トーンラボ)』に参加ができます。

TONOE Laboの公式説明

公式:TONE Labo (トーンモバイル公式)

TONE Labo(トーンラボ)では現在以下のサービスのお試し利用が可能です↓

スマホで医師とオンライン健康相談ができる「TONE Care」

昨今の事情から令和4年1月にオンライン診療指針が改訂(医師法20条「無診察治療等の禁止」の緩和)され、初診からオンライン診療を実施できるようになった事で現在はオンライン診療も少しずつ普及してきました。

参考:アナログ規制撤廃でオンライン診療がようやく全面解禁へ、それでも残る課題とは

「TONE Labo」ではスマホで医師等に気軽に健康相談ができるオンライン健康サービス「TONE Care」が利用できます。

★TONE-careの実際の利用画面

【TONE Careメモ】
ビデオ相談とチャット相談の両方を予約可能
月2回まで利用可能
平日毎日夜22時まで相談可能

更に、ただオンラインで相談ができるだけでなく「TONE e22」のスマホの端末センサーやスマホ内に蓄積されたスマホ利用時間等のデータも相談時に参考にできるのがユニークです。(スマホ面談(チャット/ビデオ)と検査(健康データ取得)の両方を担う)

特に最近では子供でも「スマホ依存症」や「YouTube中毒」が問題になっていますが、TONEスマホに記録されたスマホ利用情報をオンライン診断時に医師側が参照できるのは画期的です。

スマホ側の余ったメモリで暗号通貨を発掘「TONE Coin」

「TONE coin」は充電中にプログラムを動かすだけでTONE Coinが貯まる新しいポイントシステムという事で、睡眠時などTONE e22を充電して使っていない時間にスマホ側の余ったメモリを使って仮想通貨イーサリアムをマイニングするという機能です。

実際に「TONE e22」を使っていない時間に「TONE coin」機能を起動してみましたが、スマホの温度が上がりバッテリーの消費が激しくなる代わりに自動でマイニングを行い、対価としてトーンモバイルの利用料金に充当できるCoinという形でもらうことができます。

TONE Laboの「Tone coin」でマイニングした2コイン

【TONE coinメモ】
充電中しか機能できない(バッテリー消費が激しいので)
マイニングの対価はTONEのオリジナル通貨”Coin”で貰える (1Coin=10円でトーンモバイルの利用料金に充当可能)

効率としては数時間で2Coin(20円)とかですが、電気代と釣り合うのか微妙なラインではありますが、「スマホの空き時間を活用する」のは面白い試みですね。

他にもスマホの利用状況からユーザーの好みや興味がありそうなジャンルを提案してくれる「アンチフィルターバブル」などの機能も使えます。

TONE Laboへの参加方法はトーンモバイル申込ページの「TONE e22」選択画面でチェックするだけ

上記のように「TONE Labo」ではトーンモバイルが今後正式に予定しているサービスをいち早く利用できるプロジェクトに参加でき、様々な最新のサービスを体験できます。(オープンテスト的な段階でユーザーにお試し利用してもらっている形)

ちなみにこの「TONE Labo」利用料金はかかりませんが、これに加入することでトーンモバイルの専用スマホ「TONE e22」の本体価格が32,780円⇒21.780円に11,000円割引になります。

加入後に「TONE Labo」の新機能を使わなくても特にデメリットもないので、加入しておいて損はないでしょう。

「TONE Labo」への加入方法はトーンモバイルの申し込み画面でTONEスマホ機種の選択画面で「TONE Laboに参加する」にチェックすれば参加&端末値引きが適用されます)

トーンモバイルでTONEe22申込時点でTONE Laboへの参加を申し込める(端末代金が11,000円割引に)

初期申し込み画面でチェックが入っているので手動でチェックを外さない限りは参加になる他、1つ前モデル「TONE e21 rev.2」だとTONE Laboには参加できない点にはご注意を。

『TONE e22』の見た目/外観やデザインはどう?⇒ディスプレイが大きく薄い

という事で肝心の『TONE e22』の見た目や機能面についても見ていきましょう。

「TONE e22」を実際につかってみた感想としては「ディスプレイが大きく見やすい&その割に本体が薄い」という事です。

TONE e22の表面の本体写真

画面端までフルHD+の6.67インチの迫力の液晶大画面ディスプレイとなっており、文字も画像も大きいので画面が結構見やすいです。(インカメラも小さなホールで画面を圧迫しません)

2022年秋のiPhone14シリーズではminiサイズのiPhoneが廃止となり大画面のPlusサイズが復活しましたが、その「iPhone14 Plus」のディスプレイサイズが6.7インチなので、TONE e22とほぼ同等の画面サイズという事になります。

特にトーンモバイルは子供やシニア向けの格安SIMという事で、画面が大きいスマホは子供の視力低下の対策にもなりますし、シニアが使う場合は単純に文字が大きく見やすいのでお勧めできます。

また画面が大きい割に本体が薄いのも特徴で、トリプルカメラを搭載していますがiPhoneのProモデルのように出っ張っていないので気にならず重さもそこまで感じません。

「TONE e22」の本体背面はシンプルな白のデザインとサラサラな質感で高級感があります。

TONE e22の裏面の本体写真

『TONE e22』のスペックは?5GSA対応やトリプルカメラ、ダブル生体認証など最新機能モリモリ

続いて『TONE e22』の機能や性能面についても見ていきましょう。カタログスペックは以下の表の通り↓

【TONE e22のスペック一覧】

端末名称: 「TONE e22」
OS: Android 11.0
本体サイズ: 164.7 × 76.5 × 8.9mm
重さ: 約191g
ディスプレイ: 6.67インチ
FHD+(2400×1080)
カメラ性能: ・アウトカメラ(トリプルレンズ):4,800万画素+広角800万画素+深度200万画素


・インカメラ:1,300万画素

CPU: MediaTek Dimensity 700
メモリ: 6GB
ストレージ容量: 128GB
SDカード: SDXC A1 対応 最大512GB
バッテリー容量: 定格 4,000mAh
充電: ・急速充電(PD3.0)対応
・ワイヤレス充電(Qi)対応
セキュリティ: ダブル生体認証
(指紋認証&顔認証)
SIM: nano+eSIM(デュアルSIM)
同梱物: SIM ピン/ 置くだけサポート
(アダプター等は別売り)
対応規格: Wi-Fi (b,g,n,ac) / Bluetooth(5.2) / GPS / テザリング
無線スペック: ・4G:1/2/3/4/5/8/18/19/41
・5G(Sub6):n77/n78/n79

情報源:TOEN e22製品ページ (トーンモバイル公式サイト)

カメラもトリプルレンズ(4800万画素+広角800万画素+深度200万画素)のアウトカメラを搭載している他、自撮り被害を自動検出するTONEカメラを標準搭載しています。(アプリの導入無しで利用可能)

★トリプルレンズのカメラ

また「TONE e22」のバッテリー容量は4,000mAhとかなり大容量&PD3.0の急速充電やワイヤレス充電にも対応しています。

★ワイヤレス充電&急速充電&大容量メモリ・ストレージ

本体の内部ストレージ容量で128GBあり、SDカードを利用すれば最大512GBのストレージを追加できます。(合計640GBまで可)

セキュリティ面も顔認証と指紋認証の両方が利用可能なダブル生体認証を搭載しています。

★迫力の大画面&ダブル生体認証

「TONE e22」は5G対応&スタンドアロンに対応しているので、トーンモバイルの5Gのドコモ回線を利用することができます。

またTONE e22はトーンモバイルが独自開発しているので他では販売されていませんが、SIMフリー端末なのでトーンモバイル以外の通信会社のSIMカードを差しても利用可能です。

ちなみに購入時にはアダプターは付属していないので、必要なら「TONE e22」申し込み画面でアクセサリーとしてセット購入しましょう。

「TONE e22」の実際のスペックは?AnTuTuベンチマークスコア実測は36万点と2万円のスマホとしては充分

別ページでも取り上げましたが、トーンモバイルのネガティブな評判の1つに「TONEスマホのスペックが低い」「使い物にならない」という評判がありましたが、私が使ってみたところではそこまで問題を感じません。

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実際にAuTuTuでスマホの性能を測定した結果、以下のベンチマークスコアが実測できました↓

★TONEe22のaututuベンチマークによるスコア実測結果は総合363412点

「AuTuTuのベンチマークスコア」と言えばスマホの性能を示す1つの指標として定評がありますが、「TONE e22」は以下の通り↓

【TONE e22のAnTuTuベンチマークスコア実測結果】
総合スコア:363,412
GPUスコア:105,493

AuTuTuベンチマークスコアの目安に照らし合わせると、「標準」くらいの性能は出ており「軽いゲームくらいなら可能」というラインはあります。

AnTuTuベンチマークスコア 動作の目安
総合スコア:500,000~
GPUスコア:180,000~
動作に問題なし
総合スコア:350,000~500,000
GPUスコア:140,000~180,000
重いゲームもそれなりに可
総合スコア:250,000~350,000
GPUスコア:70,000~140,000
軽いゲームなら可
総合スコア:150,000~250,000~
GPUスコア:30,000~70,000
最低ライン
総合スコア:~150,000
GPUスコア:~30,000
メイン端末で利用は厳しい

実際にTONE e22でいくつかのゲームをインストールしてみましたが、軽いゲームは多少カクつくもののプレイに問題はなく、2万円のAndroidスマホと考えれば充分な性能かなと思います。

もちろん最新のiPhoneなど100万点超を叩き出す高額ハイスペック機種と比較すればカクつくように感じられますが、ライトユーザーの日常使いで支障が出るレベルではないです。

前モデル「TONE e21」との比較:本体性能では俄然TONE e22に軍配

トーンモバイルのTONEスマホは2021年4月にも「TONE e21」という1つ前のモデルが発売されています。

現在トーンモバイルでは「TONE e22」と「TONE e21」の両方を購入することができますが、どちらを購入するかの参考に両方のTONEスマホを比較していきます。

TONE e22とTONE e21の本体比較(左がTONE e22)

TONEスマホ比較 『TONE e22』
(2022年モデル)
『TONE e21』
(2021年モデル)
見た目: TONE e22の本体画像 TONE e21の本体画像
発売日: 2022年6月1日 2021年4月1日
端末価格: 21,780円
(TONE Labo参加時)
9,980円
SIMロック: SIMフリー
カメラ: ・アウトカメラ:4800万画素+広角800万画素+深度200万画素
・インカメラ:1300万画素
・クアッド(4)カメラ
(背面4800万+800万+200万+200万画素/前面800万画素)
認証: ダブル生体認証
(顔認証+指紋認証)
ディスプレイ: 6.67インチ FHD+
(1080×2400ピクセル)
6.53インチ FHD+
(1080×2340ピクセル)
5G対応 〇(5GSA対応)
バッテリー容量: 4,000mAh
急速充電: 〇(急速充電PD3.0対応)
ワイヤレス充電: 〇(対応)
CPU MediaTek Dimensity 700 MediaTek Helio P35
MT6765V)OctaCore
本体サイズ: 164.7mm×76.5mm×8.9mm 162.4mm×77mm×8.9mm
重さ: 約191g 185g
カラー ホワイト(1色)
「TONE Labo」対応: 〇(対応)

参考:TONE e21 rev2製品ページ (トーンモバイル公式)

ぱっと見の外観に大きな変化はありませんが、「TONE e22」と「TONE e21」の違いとしては、

【TONE e22とe21の違い】
CPU処理アップ(後述)
TONE e21では背面にあった指紋センサーは側面の電源キーに移動
TONE Laboに参加できる

特に1つ目の本体性能に関してはかなり大きく、「TONE e21」の処理速度などのスペック面もAuTuTuベンチマークで測定してみましたが、実測結果は以下の通りでした↓

★TONE e21のAnTuTuベンチマークスコアの実測結果は118876点

【TONE e21のAnTuTuベンチマークスコア実測結果】
総合スコア:118,876
GPUスコア:17,354

先述の「TONEe22」と「TONE e21」のベンチマークスコアを比較すると以下の通り雲泥の差があります↓

「TONE e22」のAnTuTUベンチマークスコア:総合:363,412
「TONE e21」のAnTuTUベンチマークスコア:総合:118,876

「TONE e21」の方はかなりスコアが低く、先ほどのベンチマークスコアの目安では一番下の評価で見ても一般的なエントリーモデルのAndroidと比べても性能面では劣ります。実際に使ってみてもTONE e22の方がカクつかず、明らかに操作感が良いです。

もし現在TONEスマホを検討しているのであれば、圧倒的に「TONE e22」のモデルを強くお勧めします。

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