小学生にスマホは不要?持たせるメリット&デメリット

小学生にスマホは不要?持たせるメリット&デメリット
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あかねママ
小学生でもスマホが当たり前って本当?
でもスマホ依存症とかトラブルとか心配だし、小学生には不要な気もするわ
みさき先生
直近2023年時点での小学生のスマホ普及率は高学年で62.5%(過去最高)ですが、平均利用時間も3時間46分/日と過去最長=スマホ依存症対策は必須です。
あかねママ
小学校高学年で1日平均3時間46分!?
みさき先生
特に小学生のスマホの長時間利用は「学力低下」「視力低下」「睡眠の質」などの悪影響が懸念されています。
 
他にもスマホを持たせるデメリットには高額課金や人間関係など様々なスマホトラブルのリスクがあるので慎重に判断すべきでしょう。

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小学生のスマホ所有率(普及率)&利用時間は過去最大を記録

2024年に内閣府が発表した統計調査の結果によると、令和5年(2023年)時点で10歳以上の小学生約6割強(62.5%)がスマホを所持しているという統計結果が出ています↓

学年別(小学生・中学生・高校生)のスマホの所有率の推移(2014年~2023年分統計分)

「スマホの低年齢化」と言われますが直近5年以上小中高校生共にスマホの普及率が右肩上がりとなっているのと、所有率と一緒に「スマホの利用時間」も各学年共に過去最長を記録しています。

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小学生にスマホを持たせるメリットは?

とは言え「周囲がスマホを持っているか」だけで、まだまだ自制心が弱い小学生に子どもにスマホを持たせるのも難しいと思います。

まずは小学生にスマホを持たせるメリットとデメリットを把握しておきましょう。

メリット➀:いつでも子供の安全を確認&連絡できる

小学校に入学すると、放課後や習い事など学区外に遊びに行く機会も増えるのでいつでも連絡が取れるとは限りません。親の目の届かない時間が増えるのは心配ですよね。

親子でスマホでビデオ通話する

子どもがスマホを持っていれば、メッセージでも電話でもいつでも直で連絡できるというのはかなり便利なものです。家族用のLINEグループを作ってやり取りしている家庭も多いみたいです。

また、毎回連絡を取らなくてもスマホに内蔵されているGPS機能が利用できるので、万が一の場合でも子供の居場所を把握することが可能です。

17.保護者側の「Googleファミリーリンク」アプリ内の「位置情報」から、紐づけた子供用のGoogleアカウントでログインしているRakuten Hand 5Gの居場所をマップ上で確認することができる_600

また子供側も「マップ機能」や「乗り換え案内」がいつでも使えるので、持っているだけでも迷わずに移動できて便利です。

メリット➁:メッセージアプリやアプリ追加、ウェブ検索などキッズ携帯より多機能

特にキッズスマホはキッズ携帯と比べても多機能で、一般スマホと同じようにアプリストアからのアプリのインストールや、知りたい情報のウェブ検索が可能です。(それらをフィルタリングや機能制限する形)

キッズ携帯と比較してキッズスマホはシンプルにできる事が多いのが最大のメリットです。

キッズ携帯とキッズスマホ_できる事の違いを図解

毎日知らない言葉や気になることに出会う年齢なので、その度に手元で調べて覚えることができますし、行動範囲も広くなるかもしれません。

最近では子供向けの知育、学習アプリやサービスも豊富なので、使い方はアイデア・サービスの数だけ増やすことができます。


実際に小学生に人気のスマホ機種や選び方についても別ページで詳しく解説してみたので、スマホを検討中であれば是非参考にどうぞ↓

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メリット➂:スマホの操作やネットリテラシーが学べる

3つ目のキッズスマホのメリットは個人的には一番重要だと感じていますが、子供が早い段階でスマホを使う事で「ネットリテラシー」「スマホリテラシー」が身に付くという点です。

小学校ではプログラミング教育が2020年から必修となっている現在、そのネイティブ世代にはスマホくらい当たり前に使いこなして欲しいというのが個人的な意見です。

小学生でもプログラミングは当たり前の時代

スマホはあくまで”箱”です。無数のアプリやネットで様々なサービスも情報にもアクセスできる=使える広い意味での「学習教材」とも言えます。つまり使う側によって毒にも薬にもなる訳です。

私たち保護者世代もスマホの使い方なんて勉強せずとも使いこなすことができます。デジタルネイティブ世代はタッチパネルでの注文に何のハードルも感じませんし、その先の世代ですからね。

もちろんまだまだ自制心の弱い小学生なので、保護者側でコントロールしてあげることは前提になりますが。

必ず把握を!小学生にスマホを持たせるデメリットは?

特にキッズ携帯と比較するとキッズスマホは多機能でできる事が非常に多いです。

自制心もネットリテラシーもまだ弱い小学生であれば、スマホを持たせるリスクも結構あります。

長時間のスマホ利用での”スマホ依存症”の影響(成績や視力、睡眠の質への悪影響)のほかに、スマホリテラシーが低いことで起こるトラブル(高額課金やSNSトラブル、個人情報流出)なども報告・懸念されています↓

【スマホを持たせる場合の悪影響】

  • 長時間のスマホ使いすぎで「スマホ依存症」のリスク
  • スマホに時間を取られて勉強時間が減少⇒成績が下がる(学力の低下)
  • 視力が低下する
  • 睡眠の質が下がる
  • ゲームやアプリで子供が勝手に課金してしまう
  • 主にSNS経由でトラブルや詐欺に巻き込まれる可能性も(自撮り被害等)
  • 個人情報が流出する危険性(デジタルタトゥー)
  • SNS・LINEでの友人関係への影響(いじめる/いじめられる)

デメリット➀:保護者が利用制限を設定しないと簡単にスマホ依存症・スマホ中毒に

子供側視点で見ると、「キッズ携帯」は保護者とのメッセージのやり取りや通話しかできないのに対して、キッズスマホは「アプリ」「ゲーム」「インターネット検索」「動画視聴」など興味が尽きるまで無限にコンテンツに触れ続けるでしょう。

実際に、小中高校生のスマホの1日平均の利用時間は直近数年で右肩上がりになっており、小学生高学年でも1日平均3時間33分にもなっています。

小学生のスマホの利用内容を見てみるとトップ5は「動画視聴」「情報検索」「音楽視聴」「コミュニケーション」「ゲーム」となっており、娯楽の割合が大きいです。

【小学生のスマホの利用内容トップ5】

利用頻度順 中学生のスマホ利用内容
1位 動画を見る(68.6%)
2位 検索をする(65.9%)
3位 ゲームをする(64.7%)
4位 投稿やメッセージ交換をする(55.6%)
5位 音楽を聴く(49.2%)

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スマホでいつでもどこでも「動画」や「SNS」「ゲーム」など何でも遊べますし、興味ある事には直ぐにアクセスできてしまうので、際限なくスマホを使ってしまうのは保護者にも理解できると思います。

特に小学生がスマホで最も使っているのが「動画視聴」で、YouTubeやTikTokなど依存性が高く関連動画で延々と時間を浪費してしまうので、ここの対策は必須と言えます。

デメリット➁:学力の低下 利用時間の長さと成績に相関

特にスマホデビュー率の高い小学校高学年になると、習い事や勉強で忙しい時期になりつつあります。

そんな中で長時間をスマホに費やして勉学や成績に悪影響がないわけがありません。

事実、スマホの利用時間と成績には相関がある事が複数の統計で確認されており、スマホの利用時間が長いほどテストの点数が下がる(つまり成績が下がる)傾向にあります。

以下は東北大学と学校関係者で設置した委員会が行った「学習意欲」に関する科学的研究の内容ですが、インターネット動画を視聴している時間が長いほど、成績(全教科平均)が下がっているのが分かります↓

仙台市が実施した研究ニュース_インターネット動画の視聴時間と成績の関係
情報源:中学生ニュース

それだけでなく、右側のグラフからは「インターネット動画を視聴する時間が長いと、1日の勉強時間が長くても成績は低い傾向にある」という事も分かります。

グラフからは「1日1時間以上動画を見ている子供は、3時間以上勉強していても成績は50を超えられていない」という事も分かります。

デメリット➂:スマホを使うほど視力が下がる:裸眼視力1.0未満の割合も過去最大を毎年更新

こちらも昔から言われており今更反論の余地もないと思いますが、スマホの小さい画面を長時間見続ける事で視力が低下します。

特に直近ではスマホだけでなくタブレットでの学習機会も増えてきており、中学生だけに限りませんが子供の視力低下も問題になっています。

事実、文部科学省が2022年に発表した「学校保健統計調査」の統計結果をみると、裸眼の視力が1.0未満の割合が過去最大となっていることからも伺えます↓

中学生のうち裸眼視力1.0未満の割合
令和3年 60.66%
令和2年 58.29%
令和元年 57.47%
平成30年 56.04%
平成29年 56.33%
平成28年 54.63%
平成27年 54.05%
平成26年 53.04%

情報源:令和3年度学校保健統計(確報値)の公表について

この情報だけでは視力低下の原因がスマホであると断言はできないものの、中学生のスマホの所有率や利用時間が右肩上がりで増加している事と裸眼視力1.0未満の割合が右肩上がりであることの関連性は高そうです。

デメリット➃:睡眠の質が低下:スマホのブルーライトが昼と誤認識させ睡眠の質を下げる

またスマホの画面から発せられるブルーライトが睡眠の質に悪影響を与える可能性があるとも言われています。

「メラトニン」というホルモンは規律正しい睡眠と起床に影響を与えますが、このメラニンは明るい光を浴びると分泌量が減り、反対に暗い場所では分泌量が増加するという性質があります。

ブルーライトは人の目で見える青色の「可視光線」のことで、これは目の奥にまで届く強い光なので、寝る前にブルーライトを浴びるとメラトニンが多く分泌され、脳は昼間だと誤認識して眠りにつきにくくなるという仕組みです。

最近のスマホは夜になると画面のブルーライトをカットしてくれる機能(iPhoneなら「Night Shift」)もあるので以前よりはマシになったものの、ブルーライトがなくなる訳ではないですからね。

スマホは寝る2時間前までには止めることが推奨されています。

小学生にスマホを持たせる際に必須な機能制限やルール作り

という事で小学生にスマホを持たせる場合、様々なリスクがある事が分かると思います。

特に大人でも8割がスマホ依存症を自覚しているという統計があるくらいな中、子供も自制心だけでスマホのトラブルを回避するのは困難なのは当然です。

そこで小学生のスマホの利用時間を制限するために重要になってくるのが、「スマホの制限機能」と「親子でのスマホルール決め」の2つです。

【親子で進めるスマホ依存症対策】
  • iPhone標準搭載の「スクリーンタイム」「ファミリー共有」やAndroid標準搭載の「ファミリーリンク」で遠隔で管理・制限可能
  • 大手キャリア等で無料提供している「あんしんフィルター」や「iフィルター」も併用
  • 親子で話し合ってスマホのルールを作成⇒見えることろに貼って守ってもらう

特に➀と➁はスマホの機能によって制限や管理ができますが、最終的には導入されたフィルタリングアプリは2年以内に80%が子供側で外されてしまうという結果になっています。

なので、最終的にはシステムで制御するのは限度があるので「親子でスマホルール決め」をして守ってもらうのがシンプルですが大事になってきます。

【子供と親のスマホルールを作る際のポイント】

  • スマホを使っていい時間帯:(特に夜何時まで使っていいか/ 寝る前2時間はスマホを見ない等)
  • スマホを使っていい場所(自室に持ち込まない等)
  • ながらスマホの禁止(勉強中や食事中、移動中、自転車運転中など)
  • アプリのダウンロードや課金する際のルール
  • 成績が落ちた場合の対応
  • 写真や個人情報の取り扱い(自撮り被害やデジタルタトゥー)
  • SNSの利用範囲
  • 連絡先の交換やコミュニケーションの相手の制限
  • 守るべきスマホマナーの確認

スマホの制限設定や親子のルール決めについては以下のページで詳しく解説しているので是非参考にしてみて下さい↓

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